散々盛り上げてきた同級生ツーリング、ようやくスタートです。
前夜祭(?)を経て、この日は香川県の豊浜SAに9時集合ですが、前日事件が発覚し、参加車両が4台から3台に減ってしまいました。車両はヤマハのドラッグスターなんですが、バッテリーを充電しようとクルマから直結したら壊れたと。私も彼と同じ程度の知識しかありませんので「そうなのか?」と思った程度ですが、これやると壊れて当然なんですね。バイク屋でバッテリーを手配しようにも連休中で無理といわれたそうです。とはいえ宿は予約済みだし、本人も行きたいということなので、サポートカーとして四輪で参加してもらうことになりました。元々雨天の場合は出動予定だった車両です。
BMWのカブリオレ、335iなのかな?えらい豪華なサポートカーですが、四国カルストへ向かう酷道439(ヨサク)等では、先導車として活躍してくれました。いいペースで走ってくれて、こちらは対向車の心配をしなくてすんで、楽ちんでした。
結果として参加したのは、まずは私の兄弟車であるBMW R1200RS。
私とは長年交流は途絶えていましたので、偶然それぞれが購入していたものです。ヘルメットやシューズに至るまで同じメーカーで、趣味が似ているようです。
次は、1974年式CB750K4!若かりし日のあこがれのバイクです。
45年前の車両ですが、レストアではなくずっと現役という凄いやつです。タンクのラインだけはK0、K1ルックに変えていますが、それ以外はオリジナルでずっと乗り続けています。レストアしてピカピカではなく、年代相応にヤレた感じが何とも言えません。各地で皆さんの視線を集めてました。欲しいわあ。
そして私のR1200Rです。
コースはこんな感じです。
豊浜SAを9時に出発して、高知自動車道の大豊ICまで。
そこからR439を経由して四国カルストに向かいますが、その前に「仁淀ブルー」という名称で有名になった仁淀川の清流のなかでも有名な、「にこ淵」に立ち寄ります。
日差しが届けば滝壺全面がそれこそ仁淀ブルーに輝くのですが、この日はほんの一部だけ。でも十分きれいでした。
そして四国カルスト。
この日は天気も良く本当に最高の四国カルストで、遠く太平洋まで見えました。
日が傾き始めましたが、宿まで100km以上ありますので、ここから先を急ぎます。愛媛県南宇和郡の愛南町という高知県との県境に近い海辺の町にある、「民宿大下」です。舟活盛、焙烙焼が売り物だそうで、確かに豪華で食べきれないほどでした。
貝も海老も焙烙焼(蒸し?)にしたいろいろなものが出てきて、セミエビという珍しい海老もありました。味は海老と蟹を合わせたような感じでした。
この日は9時という遅めの出発で、しかも林道に近い酷道を延々と走って都合300km以上となり、前期高齢者ライダー達にはきつい行程でしたが、ツーリングそのものも、締めくくりの宿も大満足でした。