シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

今年の振り返り:老後(定年生活)の始まり

 

令和元年も残りわずかです。今年は、7月に65歳を迎えて会社員としての生活を終えましたので、とても大きな変化の年になりました。

 

子供の頃の自分にとって、65歳はホントに老人でした。今でも65歳が老人なのは間違いないですが、少なくとも当時自分が思っていたのと今私自身が実感している65歳には大きな隔たりがあります。
サザエさんのお父さん、磯野波平さんは何と54歳で、今の54歳をあの風貌で描くことはまずないでしょうが、昭和中期のお父さん像、50代半ばの男性像はあれだったんだと考えると65歳が完全な老人と見えていたことも納得です。

 

 

諸先輩方には怒られそうですが、総じて昔の人たちは早く大人になり、早く老いていったのは事実だと思います。早く社会に出て戦力になることを求められたので必然的に大人になるのは早く、社会でもそれなりの役割を果たすために、老いるというより早く老成していく必要があったということなんでしょうか。

 

私の祖母は101歳まで生きましたが、45歳の時初孫の私が生まれたので、45歳以降はお婆ちゃんと呼ばれた訳です。人生の半分より長く56年間もお婆ちゃんと呼び続けられれば、自然とそのような立ち居振る舞いにもなるでしょう。

 

では私はというと、65歳の今でもまだお爺ちゃん(今はじいじと呼ぶことが多いですね)にはなっておらず、その役割を担っていないことも大きいのか、全く老人という実感が伴ってきません。まあ客観的にみれば「年寄りの冷や水」とか「若作りのイタい年寄り」と見えているのかも知れませんが、本人としては元気いっぱいです。

 

 

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その他の理由は何でしょう?
健康であること、これは勿論そうですね。幸いこれといった大病もしたことがなく、重大な持病と言えるようなものもなく、美味しく毎日のご飯を食べられています。

 

そして仕事を引退して自由な時間があること、これは大いにあります。再就職しないと言った時に、みんなから暇をもて余すよとか、ボケるよとか忠告されましたが、今のところは大丈夫です。むしろ一番うれしいのは自分のペースで生きられること。5歳で一年保育の幼稚園に入って以来、約60年間、学校や会社に拘束される生活をしてきましたから、時間を自分の裁量で使えることはとてもうれしいです。

 

でも完全な引退ではなく、適度に(わずかに?)仕事をしていることで、社会とつながっているという参画感が持て、生活に一定のリズムがあるから、とは言えるかも知れません。あとは家族間の平和も大きいかな。

 

趣味があることも影響していそうです。仕事を辞めて時間を持て余す、というよりは手が付けられていないことのほうが多いといった状況です。
バイクに乗ること、キャンプに行くこと、旅行すること(長期クルーズが夢)、散歩をすること、料理をすること(この二つは趣味というより義務感が上回るかも)、本を読むこと(最近ではブログを読む時間も多くなってきましたが、広い意味では読書と言えそう)、映画を見ること、プラモデルを作ること、ブログを書く事等々。
この中で、退職後一度も実行できていないのが、キャンプとプラモ作りです。更に先日体験した乗馬もやりたいことに加わってきていますので、時間は足りないくらいです。旅行(バイクでのキャンプツーリングもここに入ります)やバイクの維持費はある程度の出費を伴いますが、その他の趣味はさほど高額なものではなく、その点でも無理せず続けられそうですね。

 

ということで、今年を振り返って私の今年の漢字は「楽」としました。

 

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苦戦した今年の年賀状、これも「いらすとや」です。
「ラク」でも勿論いいんですが、「タノ」しい、「タノ」しむ、と言ったほうが断然いいですね。
これを継続して、「楽々と」生きていきたいものです。

 

 

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