シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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娘の卒業式、袴姿で子育て完了を実感しました。

 

この日は娘の大学の卒業式でしたが、新型コロナウィルスの影響で卒業式自体は中止。本人だけを教室に集めて、学科単位で学位記授与式が行われました。当然父母の参列も無しでした。

 

学位記授与式という呼称についてですが、日本においては、1991年(平成3年)7月1日に施行された改正学校教育法、及び改正学位規則により、大学卒業者に与えられる資格が「学士の称号」から「学士の学位」に改められたことに伴って、それまで「卒業証書」が与えられていたのが「学位記」となり、「卒業式」が「学位記授与式」となったのだそうです。そういえば息子の卒業式でも「学位記授与式」と書かれていました。その時は、その大学の固有の言い方だと思っていたのですが、これが今の正式呼称だったんですね。

 

これで学生生活も終わりですので、せめて袴姿位は見ておこうかと、家内と一緒に着付け会場まで行ってきました。我が娘ながらなかなか似合ってるじゃないかと親バカ丸出しで写真を撮ってきましたが、ここに載せるのは自粛しておきます。

 

ところで、女子大生が卒業式に袴に編み上げブーツという大正ロマン風衣装を着るようになったのはいつ頃からなんでしょうか?
調べてみると、1987年に当時のトップアイドルだった南野陽子主演で映画化された漫画「はいからさんが通る」に影響を受けた女子大生たちが始めたのだそうで、意外と古い話で驚きました。

 

はいからさんが通る

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私が大学を卒業した10年後には既に始まっていたんですね。30年以上も続いているとは思いませんでしたが、若い人たちの感想を見ると、ずっと昔(と言っても当然明治以降ですが)から女子大生の卒業式は袴だったと思っているようで、彼らからするとそんな最近の話なんですか?という印象のようです。
そして最近では、同じ袴姿でも大正ロマン風からギャル風に好みは移りつつあって、履物もブーツから草履が増えているそうです。成人式の晴れ着の趣味に沿っているような気がしますね。
また最近では「ちはやふる」という漫画にやはり影響を受けて、小学校の卒業式にも袴姿が増えているんだそうです。私はこの漫画は高校生の競技かるたの話だと思っていたんですが、小学生編もあるんですね?

 

 

ちはやふる-上の句-

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 ともあれ4月から娘も就職ですから、子育てもようやく終了です。
2年前の成人式で晴れ着を着た時も、大人になったもんだという感慨はありましたが、大学を卒業し親への経済的依存を脱して初めて、独立した大人と言えると思います。
とはいえ今後も当分は実家住まいのようですので、あまり変化は感じられませんが、生活費はしっかり徴収するぞと伝えています。同じく未だ同居中の兄貴も就職当初から払わされているのを見ていますから、覚悟はしていたようですが。

 

 また4月から就職とはいうものの、現状首都圏でのコロナ禍は拡大の一途で、4月1日の入社式と、それに続く入社研修を後ろ倒しする企業も増えてきているようです。娘の会社は当面予定通りのようですが、首都封鎖とでもなれば、初出勤すらできないという事態もあり得ます。現に息子の会社も隔日で自宅勤務だったのが、小池都知事からの要請の影響もあったのか、急遽来週以降4月中旬までの全面自宅勤務が命じられました。

 

娘にとっては前途多難な社会人生活のスタートですが、後になってあの時は大変だったねと笑って振り返れるようになって欲しいものです。

 

 

 

 

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