先日、自宅では今年初めてのアイスコーヒーを飲みました。我が家では、これで夏を感じる、というところもあります。
外でなら真冬でもアイスコーヒーを頼むことはありますが、自宅では結構季節にそってホット、アイスが分かれています。
外で飲むときには季節による飲み分けが厳密ではないのに家庭だとそうなるのは不思議です。ウチの室内温度が世間に比べて冬は寒く夏は暑くなっているからなのでしょうか?
また周囲には、季節に関係なくずっとアイスコーヒーの暑がり(?)もいれば、これまたずっとホットコーヒーのこだわり派(?)もいますね。
今我が家のコーヒーは、焙煎済みの豆を買って来て、ウチで挽いて淹れています。いわゆるレギュラーコーヒーです。
上等な舌の持ち主ではないのでグルメレポートはできませんし、コーヒーの味についても同様ですが、コーヒーの味はわからなくても、挽きたての豆の香ばしい匂いはわかりますから、いつの間にか豆を買って来て挽くようになっていました。時間があるときは自分でペーパーフィルターをセットして淹れますが、時間がないときはコーヒーメーカー任せです。
ドリップ式にはペーパーフィルター以外にも種類があって、ネルドリップ式は昔のコーヒー専門店でよく見ましたが、金属フィルターというのもあります。昔のコーヒー専門店と言えば、職人的なマスターがネルドリップで淹れる店と、サイフォンを何台も並べて淹れる店がありましたが、最近どちらも見なくなりました。スタバがカフェの主役になってエスプレッソが多くなり、マシンで淹れるのが普通になったからですかね?
私は自宅でのコーヒーは薄めに淹れてたっぷり飲みたいタイプですので、カップも大振りなマグが多くなってきて、目下のお気に入りは写真の竹製マグカップです。どなたかのブログで紹介されていたのを見て購入しました。
竹製ですので軽く、断熱性もありますから直に持っても熱くありません。オーダーでイニシャルも入れてもらえますので家族分揃えました。写真はブラウンで息子と私、娘と家内はホワイトです。
夏のアイスコーヒーも同様に薄目をガブ飲み派ですからグラスも段々大きなものになってきて、今はBall社のメイソンジャーを愛用しています。
何かの写真で、四国の古民家カフェがドリンク用のグラスを全てこのメイソンジャーにしているのを見て、いいなと思って買いました。ちょうどその頃、タンブラーのアイスコーヒーをPCのキーボードにこぼしてダメにしたことがありましたので、蓋つきだと多少安心でした。最初に書いたように、これに入ったアイスコーヒーが出てくると夏を感じます。
色はグリーンとブルーの2色ですが、写真のカフェオレだとブルーの方が映えるようですね。(アイスコーヒーは気分によって牛乳を投入します。)
蓋は穴あきストロー付き、穴なしが選べます。
今ではレギュラーコーヒー派ですが、コーヒーの始まりはネスカフェのインスタントコーヒーでした。当時はインスタントコーヒーがコーヒーだと思っていましたし、周囲もそんな人の方が多かったです。これにたっぷりの砂糖とこれまたたっぷりのクリープ(今や知らない人の方が多そうな)を入れて、大甘にして飲むのが普通でした。
自分で喫茶店に出入りするようになり、どうやらレギュラーコーヒーというのは違うらしいとわかってからも、やはり砂糖やコーヒーフレッシュをたくさん入れて飲みますから、違いもよくわかっていなかったですし、依然として自宅のコーヒーはネスカフェやマックスウェルのインスタントコーヒーでした。
そして社会人になり、同業他社のある先輩営業マンと喫茶店で時間待ち(同じ営業先でのアポまでの時間つぶし)している時に、コーヒーはブラックで飲んだ方が後味がすっきりしていいよ、と勧められました。
何だか子ども扱いされたようで意地になって、最初は無理して飲み始めたのですが、苦いだけだったものが、徐々に飲んだ時も後味も爽やかだと思えるようになってきました。しかし同じ様にインスタントコーヒーをブラックで飲んでみると、これは苦いだけでいつまでたっても美味しいとは思えず、結果インスタントを敬遠するようになって、自宅でもレギュラーコーヒーになりました。
冷静に考えてみて、コーヒーがそう旨い飲み物だとは思えないのですが、でも何故かやめられないですね。