シニアライダーの日常・BMW R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車BMW R1200Rと行くツーリングの記録。

煙草のこと

 

私の喫煙歴は、大きな声では言えませんが十代から43歳まで、約27年間でした。
初めて煙草を吸った時、頭がクラクラして吐き気もし、何でこんなものをと思いましたが、昔は大人になったら吸うものだと思っていましたし、だからこそみんなフライングをして大人になった気分を味わいたがったのです。
煙草を「吸う」のか「喫う」のかは、喫煙と言うくらいですから、正しくは「喫う」なのでしょうが、ここでは「吸う」で統一します。

 

十代の喫煙は法的には当然不可ですが、高校生ともなれば周囲からは大目に見られていたのも確かです。警察も割と寛容で、ある時友人のバイクに二人乗りしている時にパトカーに職務質問され、持っていた煙草を見つけられたのですが、その場に捨てろと指示されて、その場限りで許してくれました。でも今になって「未成年者喫煙防止法」の条文を見てみると、この法律は未成年者を保護するための法律で、未成年を罰する規定はなく、「喫煙のために所持する煙草およびその器具について 行政処分としての没収が行われる」となっています。警官の対応は法律通りだった訳ですが、当時の自分たちとすれば学校や親に通知されるのが一番怖かったですから、温情で対応してくれたものだと思っていました。
ただこの喫煙を大目に見る風潮は男子に限った話で、女子の喫煙については世間の目は厳しかったですね。我々の祖母の世代には愛煙家のお婆さんも多くいたのですが、その後の世代では倫理観が変わってきていたようです。

 

この時パトカーに見つかって捨てさせられた煙草が「エコー」でした。当時発売されたばかりでベストセラーとなっていた「セブンスター」が100円、それまでの主力製品だった「ハイライト」が80円なのに対して、30円か40円だったはずで、フィルター付きとしては確か最安値。金がないときの煙草でした。2019年まで販売されていたのだそうです。

 

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参照:https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/img/tabakogoods/l-1030.jpg

 

その頃日常的に吸っていたのは「セブンスター」でしたが、ほかに「ショートホープ」や「ロングピース」「ショートピース」などにも手を出し、最終的には「チェリー」というマイナーな煙草に落ち着いていました。「セブンスター」の売りであるチャコールフィルターが段々鼻につくようになってきたのです。
「ショートピース」は完全にカッコつけで、パチンコ屋で缶入りのショートピース、通称「缶ピー」と徳用マッチをドンとカウンターに置いて遊んでいました。両切り煙草でしたから、口に葉っぱが付くのをペッペッと吐いては吸っていました。

 

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参照:https://matome.naver.jp/odai/2139441741987200701

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参照:https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-1035.php

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参照:https://zenmai-zikake.at.webry.info/201105/article_3.html

 

この頃は家庭にも職場にも必ず灰皿はあり、会社の応接室にはクリスタルの大きな灰皿と備え付けのライターが置かれていました。
各自の机でも喫煙は自由で、私の会社の場合、フロアの入り口に積まれた灰皿を朝一つ取って席に置き、終業時には給湯室にある吸い殻入れに捨てに行ってから帰る、という風でした。席でタバコを吸う訳ですから、火をつけた煙草を灰皿に置きっぱなし、ということもあり、ある日その煙草で請求書を燃やしてしまって、大目玉を食らったことがあります。もう少しでスプリンクラーが作動して大騒ぎになるところでしたから、上司が怒るのも無理ありません。

 

私は酒が飲めないこともあって、特に接待の場などでは煙草がないと間が持たなかったですね。煙の輪っかを作ることに熱中したり、火の付いた煙草を指先で回す練習をしたり、酒場では、空になったサントリーオールドのボトルに煙を吹き込んで、燃焼させて喜んでみたり(下記ピロさんのブログ参照)、

 

piroji1616.hatenablog.com

 

と煙草にまつわる思い出は色々あり、最後は日に40本以上吸うヘビースモーカーでしたが、43歳で禁煙をして既に20年以上が経ちます。

 

若かりし頃、煙草も吸い、酒も飲み、徹夜マージャンもやり、と言う仲間の一人が「こんな生活してたら40歳過ぎて『しまった!』と叫ぶ羽目に陥るらしいぜ」と言ったことが記憶に残っていましたが、何のことはないその友人は65歳を過ぎた今でもガンガン酒を飲み、プカプカ煙草を吹かしています、、。

 

 

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