8月の猛暑以来バイクに乗れない(乗らない?)期間が続いていますが、家に居る時間が長くなるとPCに向かいネットを見る時間も長くなる訳で、また余計な出費をしてしまいました。
表題の通りバイクナビの地図ソフト更新です。5年前のバイクナビ購入以来地図ソフトはそのままでしたので、千葉県で言えば圏央道が木更津東IC以東は存在していない、とか気になるところは確かにありました。しかし今はバイクもクルマもスマホが主役になっていて、ナビの地図はもうそのままでいいなと思っていたのです。ところがヒマに任せてネット徘徊している内にナビメーカーのHPで地図更新の案内を見て、つい申し込んでしまいました。
そもそも、10年以上前にカワサキW650で本格的にリターンした時、ナビが欲しいなと思って付けたのがSANYO(今はPanasonic)のゴリラというポータブルナビでした。当時はスマホが今ほど進化していませんでしたし、バイクナビもそう多くはありませんでした。ゴリラは初期型のDVD方式のデカいやつをクルマに付けていたことがあって馴染みがあったのと、バイクのハンドル周りにもつけやすいサイズのミニというタイプがあり、手ごろな値段だったのです。
クルマに付けていたのはこんなやつです。自車マークがクルマではなく、ゴリラが歩いていく後ろ姿を選べて、それも可愛かったです。
バイクに付けた頃はゴリラも随分進化していて、バイク用ではありませんが、当時バイク用に使う人も多く、サインハウスというバイクパーツのメーカーからはゴリラ用のマウントも発売されていました。
地図を見るのは昔から好きでしたし、一度走った道は忘れないのが自慢でもあったのですが、カーナビが普及しそれに頼るようになってしまうと、ナビなしではどこへ行くのも不安、となってしまっていたのも事実です。
そしてようやく今のナビの話ですが、現在のバイクを購入した時、ハンドルの中央部には純正ナビの取り付けステーが最初から設置されていました。とはいえこの純正ナビは、ガーミンという米国メーカーのZumo660というタイプをBMW仕様としたもので定価8万円以上もする代物です。
当時すでにゴリラは処分し、スマホでナビ代わりとするようになっていましたので、納車時には必要ないと考えて購入しなかったのですが、この純正ナビは、下の写真にある左側グリップ根元の回転リングの操作で地図を自由に拡大縮小できるのが売りでした。
紙の地図と違ってナビの画面はとても狭いですから、今自分がどの位置にいるのかという事はとても把握しづらいです。地図を縮小しようにもスマホはグローブをしたままでは反応が悪く、バイクを停めて、グローブをはずして、と結構手間がかかります。ですからこの機能は魅力的に映ったのです。
ということで、結局は数週間後に購入したのですが、しばらく使っている内にやはりスマホナビを使う比率が高くなり、冒頭で書いた通りナビ機能はスマホに任せて、こちらはノースアップ固定で縮小率を上げ、地図の役割で現在位置の確認等に使っています。初めての場所では結構重宝する使い方で、そういう意味では役立ってくれています。
が、それであれば多少地図が古くても問題はなく、このまま使っていく積りだったのですが、冒頭書いた通り、フラフラと注文してしまったという訳です。センドバック方式というやり方で、本体をそのままメーカーに送り、バージョンアップされた後返送されてきます。
昨日無事返送されてきましたので、いよいよ走りに行かなくてはなりません。