シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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焼き海苔と味付け海苔、おにぎりにはどちら派ですか?

 

昔長男が中学生の時、ウチに遊びに来た同級生達に、おやつ代わりにおにぎりを出してやったところ、お前んちのおにぎりは旨い!と評判になったことがあるのだそうです。
今日、小腹満たしにおにぎりを食べていて、ああ旨いなあとしみじみしてしまい、その時にそれを思い出しました。

 

 

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ウチのおにぎりは殆ど家内が握りますから、それは関西出身の彼女の仕様になっています。関西のおにぎりの特徴は、三角とか俵型とかいう形の違いもあるのでしょうが、何より大きいのは味付け海苔でおにぎりを包むことです。長男の同級生達は関西文化圏のおにぎりは初めてだったらしく、味付け海苔で巻いたおにぎりの旨さに感動したのだそうです。

 

私は四国の出身ですが、私を育ててくれた祖母は北九州地区の出身で、彼女が握るおにぎりは味付けではない、巻き寿司に使う海苔で包まれていました。おにぎりに限らず海苔は板海苔が常備されていて、毎朝朝食時には食べる分を火で炙って、ハサミで切り分け、醤油をつけて食べていました。炙りたての海苔に醤油をつけてご飯を食べるのも格別なおいしさで、それはそれで今でも大好きですが、おにぎりに巻くのは味付け海苔が断然旨いと、結婚したのちには思うようになりました。

 

しかし生粋の四国人の海苔おにぎりについては残念ながら記憶にありません。この地方では何かというと巻き寿司(海苔巻き)やバラ寿司(ちらし寿司)を作る傾向があり、運動会でも遠足でもお祭りでも、同級生のお弁当はほぼ巻き寿司で、おにぎりは殆ど見ませんでした。ですから海苔自体は食べられていたのでしょうが、おにぎりに海苔を巻くという風習はあまりなかったのかも知れません。農作業の合間の昼ご飯に田んぼの畔などでおにぎりを食べる風景は見たことがありますが、塩むすびや胡麻をまぶしたおにぎりが多かったような気がします。ウチは農家ではなかったですからそれも自分の記憶ではありません。

 

旅館の朝食に付く板海苔も焼き海苔のところと味付け海苔のところがありますから、焼き海苔文化圏、味付け海苔文化圏と言うのは確かにありそうです。昔、探偵ナイトスクープという関西圏の人気TV番組で、「アホバカ文化圏」という調査を行い、大きな話題になったことがあるのですが、「焼き海苔味付け海苔文化圏」というのも調査してもらいたいもんです。

 

でも同じ疑問を持つ人はいるもので、あるラジオ局(?)で調査したというブログを見つけました。それによると境界線は米原付近だとの事ですが、これは関西と関東の間しか調べていません。私の祖母の様に関西を通り越した九州の出身者はまた焼き海苔派だった訳ですから、もしかしたら味付け海苔派は関西を中心とした地域だけなのかも知れません。またこの調査は、おにぎりに巻くならどっち?という質問形式ですから、もっと広く味付け海苔派、焼き海苔派を調べたなら違う結果になる可能性もあります。

 

元々関西で味付け海苔が広まったのは、明治天皇が京都への御行幸の際のお土産として山本海苔に注文してできたものなのだそうです。その後関西では味付け海苔が主流となり、今ではコンビニおにぎりも味付け海苔が売れ筋なのだとか。

 

 

 

私も焼き海苔のおいしさを理解しない訳ではありませんから、関東の人がおにぎりに味付け海苔なんて考えられないとか、海苔の風味がしないじゃないかとか、手がベタベタするのにとか、色々言われることもわかります。でもやっぱりおにぎりには味付け海苔ですし、一方で、巻き寿司に味付け海苔は考えられず(これは当たり前か?)、朝食のお供としての海苔ならどちらもあり。

 

そして味付け海苔のもう一つのメリットは、塩分がおさえられる(と思う)点です。味が付いていない海苔の場合、おにぎりなら塩気を強くしないとおいしくないですし、ご飯の友なら醤油は必須ですから。

 

 

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