シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

痛風に追い打ちされました、、。

 

先日の五十肩記事に続いて、今回は「痛風」です。老人ブログらしいといえばその通りですが、病気ネタが多くなってきましたねえ、、。困ったもんです。

 

五十肩は相変わらずなのですが、数日前の深夜、それに加えて左足にお馴染みの痛みが出てきました。痛風とは20年来の付き合いで、最初はそれが痛風とは思いませんでした。
痛風について調べてみると、風が吹いても痛い位の激痛である、親指の付け根辺りに起きることが多い、患部が腫れてきたりする、という記事が出ています。
しかし私の場合は、足の甲のほぼ中心部であり、腫れは殆どなく、痛みは激しいものの断続的、ということで、痛風とは思わず病院に行ったのですが、そこで痛風と診断され、尿酸値を押さえる薬と鎮痛剤を処方されました。
尿酸値が7mg/dl以上を「高尿酸血症」といいますが、私は当時この7mgを少し超える程度で、そんなに深刻ではないものの、今後は定期的に受診し、尿酸値の推移を観察するということを指示されました。

 

その時の先生の話では、色々なところに発症する例はあって、足の甲というのは比較的多い方だし、痛みの出方も様々だと言うことでした。
私の場合の痛みは、針で刺されるような痛みで、やはり激痛の部類ではあると思います。断続的と書きましたが、一定間隔ではなく、短かったり長かったりしますので、心の準備ができず、不意に痛みに襲われて飛び上がりそうになります。今回も深夜の発症でしたが、殆どの場合夜間に発症しますので、上記のような状態が夜じゅう続き、とても眠れたものではありませんから、それで一番消耗します。

 

痛風の原因としては、プリン体を多く含む食品の過剰摂取が良く言われます。確かにプリン体を押さえることで尿酸値が下がるというのは事実で、プリン体が多い、レバー類、魚卵、アンコウの肝、魚の干物類、イワシ、カツオ、干しシイタケ、そしてビールなどが悪者扱いされていました。ビールを除いては私の好物ばかりです。
しかし最近では、プリン体は食品より体内で作られる方が圧倒的に多い(80%以上)ことが分かってきて、プリン体の摂取を控えるより、尿酸の排出を促す方に主眼が置かれ始めています。

 

尿酸の排出=痛風の予防には、適度な運動、飽食を避ける、ストレス解消に努める、そして一日水2リットル以上飲む、ということを指導されていますが、水2リットルはなかなかキツイです

 

投薬、検査も継続していて、通常は5~6mg/dlという尿酸値レベルで抑えられているのですが、それでも1~2年に一回程度の間隔でやはり発作が起き、苦しんでいます。因果関係は正直良く判らないのですが、上記の運動不足や、ストレス等、生活の乱れが続くと、発症しているような気もします。
今回も、朝まで殆ど不眠のまま、病院が開くのを待ちかねて薬を貰いに行きましたが、尿酸値を下げる薬は飲んでいますので、貰うのは鎮痛薬です。とにかく痛みを押さえて、眠らないことには参ってしまいます。そして鎮痛剤を数日飲み続けると、嘘のように痛みは消えていきます。それもあって、のど元過ぎれば熱さを忘れる、という例えがピッタリの行動をこれまで続けてきた訳です。

  

痛風は未だに贅沢病みたいなイメージがあって、周囲からあまり深刻には受け止めてもらえないですね。まして私は殆ど下戸ですから、酒飲みの友人からは「酒も飲まないのに何で?可哀そうに」と笑いながら言われます。
五十肩についても、ギックリ腰にしても、今私が悩んでいる病気は、どれも命に直結する病気じゃないということでそうなるんでしょうが、親身になってもらうことは少ないです。どれも痛みは強烈ですので腹立つんですけどね。

 

 

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