最近、怪しいメールが頻繁に来るようになりました。
基本は、Amazon、楽天、Appleを装ったメールなのですが、鬱陶しいですね。つい先日も下のようなのが来ました。これは楽天を騙ったメールですが、この「アカウントを更新できませんでした。〇〇時間以内に確認しなければアカウントをロックします。」というパターンが多いようです。
私の場合は、カード期限も切れていないし、住所も変更していませんから、全く身に覚えがないのですが、もしこういう状況に当てはまる場合はちょっと心配になるかも知れませんね。
内容を見てみると、以前ならこの手のメールは、いかにも外国人が作った日本語という文面で、違和感ありありだったのですが、かなりこなれていて文面だけでは見分けはつきにくくなっています。
まあ本当の楽天さんなら「誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。」という言い回しは使わないだろうな、と思いますし、あて先が「Rakutenお客様」とはならず、個人名が入るかな?とも思います。
そして、途中から唐突に「パスワード変更した覚えがない場合は至急下記に電話せよ、、」となっている点は一番怪しいですね。あえてボカシも入れませんが、この電話番号は、「01」から始まっています。米国の「+1」の事なんですかね?怖いもの見たさでかけてみようかと一瞬思ったのですが、理性が勝って止めました。
そうこうしている内に、期限とされている24時間が経過し、楽天のアカウントは何事もなく使えるようですから、やはりフィッシング詐欺だったのは間違いないようです。
私は20年位前に、当時唯一の(?)フリーメールだった、MicrosoftのHotmailを使い始め、Outlookと名称が変わった今も使い続けています。ですから、この手のメールが着くたびに、Microsoftにフィッシング詐欺の報告はするのですが、正直キリがないですね。
迷惑メール設定していますので、そのまま放置すればいいのでしょうが、報告しておいた方が、少しでもフィッシング詐欺削減の役に立つのかなと思ってやっています。
当時Hotmailが唯一のフリーメールだったと書きましたが、まだスマホもなかった時代、どのPCからでもメールを確認できるというのはとても便利でした。アドレスは当時取得した、「〇〇〇〇〇@hotmail.com」というもので、密かに気に入っているのですが、今は日本専用の「hotmail.co.jp」か「outlook.com」になるんですかね。
ただ当時からフリーメールはセキュリティの脆弱性が指摘されていて、私が勤務していた会社でも、別途申請をしなければHotmailのアドレスにメールを送ることは出来なくなっていて、その点は不便でした。Hotmailは危ないメールの代表みたいに言われたりもしましたね。
それでも、大学生の採用活動をしていると、応募者の多くはフリーメールの使用者ですので、採用活動がweb主体になり始めてからは、人事部のメンバーはフリーメールとの送受信について事前に許可を貰っていました。
フリーメールだからフィッシング詐欺のメールが多く届くということはないと思うのですが、もしそうだとしても長年使い続けたアドレスを変えるのは結構手間ですので、このまま使い続けることになりそうです。
プロバイダーから与えられたアドレスもあるにはありますが、どうしてもフリーメールはダメ、という場合に登録しただけで全く使っていませんので、ここに届いたメールは数カ月間放置、みたいなことになって機能していません。