この記事もしばらく前にタイトルだけで空っぽのものを誤って公開してしまい、放置状態になっていました。大変失礼しました。改めて投稿します。
ロカボダイエットとは、これはもう皆さんご承知の通り、ローカーボ(低糖質)な食生活を送ることによってダイエットしましょう、というものです。
低糖質を売り物にするブランパンが販売され始めたのは2012年のことで、この頃からロカボダイエットという考え方が徐々に広まってきましたが、その提唱者である山田悟先生と勤務していた会社がコラボして健康経営ということをアピールし始めたことで、社員にロカボ生活、健康生活が推奨されるようになりました。今でもウチには当時もらった山田先生監修のロカボダイエット料理本があります。
当時会社から推奨されたのは、ロカボな食生活、一日1万歩以上歩くこと、節煙・禁煙、といったことで、それぞれを点数化し、役員も含めて社員数名ずつがチームを組んで点数を競い合う、といったことをしていました。
食生活面では、スマホに糖質を管理するソフトが用意され、一日に食べたものを登録することで摂取糖質量がわかるようになっていました。料理の写真を撮ったり、メニューを入力することで糖質を表示してくれるのですが、当時まだシステムの完成度は低く、結構ストレスが溜まったものです。カロママという名前のスマホアプリなのですが、退職後の今でも個人的にこのソフトは使い続けていて、システムの完成度も高まり随分使いやすくなっています。
またこの取り組みが始まった頃、「ポケモンGO」が爆発的にヒットしたのですが、ポケモン獲得の為に一日二万歩三万歩と歩く社員が続出して、彼らはホントに8時間ちゃんと働いているのか?と社内で論議になったりしましたね。
元々私は高コレステロール、脂肪肝、高尿酸等で、人間ドックの度にダイエットは指示されていましたので、会社として取り組むことはむしろ有難い話でした。
食生活では、システムを使いながら糖質を一日120g以内で抑え、エレベーターやエスカレーターは極力使わず歩くことで一日一万歩以上を半年継続して、結果8kgのダイエットに成功しました。もっと若い頃、カロリーコントロール主体で7~8kgのダイエットをしたことはあったのですが、その時はほぼ1年がかりで、相当ハードな食生活制限、ジムでのトレーニング等をしたものです。しかしロカボダイエットで意識するのは糖質だけですからタンパク質、脂質は制限なく食べられましたし、運動もたまにジムには行きましたが、基本歩くことだけでしたので全く苦にはならなかったです。
ということで、退職の数年前にはほぼ標準体重を達成し、結果スーツもダブダブになったのですが、今更買い替えるのももったいない(退職後は要らないと思った)ので、中でもお気に入りのものを夏冬2着ずつリフォームしてもらい、他のものは処分しました。退職後もスーツ不要とはなりませんでしたが、毎日出社するわけではありませんから残したスーツで十分だったのですが、昨年のコロナ禍、自粛生活ですっかり体重が元通りとなってしまい、今度はスーツが着られなくなってしまいました。
月数回訪問する契約先も、今どきはビジネスカジュアルのところが多く、スーツをめったに着ないということもありましたが、いよいよ困った状態になってきたところで、昨年末に人間ドックを受けて、厳しく減量の指示をされてしまいました。
ということで、年明けから何度目かのダイエットチャレンジ中ですが、4か月経過したところで3~4kgの減量で、まあまあかなというところです。まだスーツのウェストはきついですが何とか履けるところまでは戻ってきましたので、更に3~4kg減を目標にロカボ生活を継続です。
しかし、体重を標準に近づけること自体は良いことなのでしょうが、体重を短期間に大きく増減させるのは健康に悪そうな気もしますね。どうなんでしょう?