シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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母の日の勤労奉仕

 

昨日、5月9日は母の日でした。昔、私が子供の頃(小学生の頃?)は、母の日の数日前から学生服の胸に赤いカーネーションをつけたものでした。紙でできた造花でしたが、支給されたのか購入したのかは憶えていません。お母さんを亡くした子供たちは白いカーネーションで、私も母はいませんでしたので白のカーネーションだったと思います。今から考えるとひどくデリカシーのない話ですが、田舎のことでプライバシーなどはあってないようなものでしたから、私に母親がいないことは既にみんな知っていて、案外平気だったですね。当時の考え方としては、お母さんのいない子供に無神経な言葉をかけないような目印だったのでしょうが、今なら大きな問題になりそうです。

 

そもそもアメリカで母の日が広まった時は白のカーネーションだったんだそうで、ある女性が、亡き母が好きだった白いカーネーションを、母親の追悼式で配ったのが起源とされているのだとか。それがどこから紅白の区別をするようになったんでしょうね?胸にカーネーションをつける習慣はなくなりましたが、今でも母の日のプレゼントはカーネーションの花が一般的ですね。

 

独身の時には母親(中学生の時継母ができました)にプレゼントをしたこともなかったのですが、結婚して家内に促される形で私の父母と家内の父母(義父母)、そして私の育て親である祖母にプレゼントをする習慣ができました。やはりカーネーションやバラの花束とかが多かったですが、女性の場合は花を喜んでくれるので贈り物に迷わないところは良いですね。それに比べて父の日は困ります。親父が何を欲しがるのかそもそもわかりませんし、、。

 

そして我が家では当然家内がその対象となるのですが、子供たちが小さい頃は幼稚園や小学校で何かしらの工作物的なものを持ち帰りましたし、それに加えて肩たたき券とかお手伝い券が家内に渡されて、それで一件落着していました。
しかし子供たちが中学生ともなるとそんな子供だましでは通用しなくなり、何らかのプレゼントを贈ることが定着してきました。花でも良かったのですが当時我が家には既に2匹の猫が同居しており、その内の一匹(今も一緒にいるロクです)が花に異常な関心を持つ猫で、すぐ花や葉っぱをかじってしまうのです。ということで毎年のプレゼントを考えなければならず、そのアイディアと資金協力の両面で私も巻き込まれていきました。

 

そしてここ数年は、家族で外食というのが定着していたのですが、その際の支出は私が大半を負担し、息子と娘が残りを払うという何だか母の日の趣旨にそぐわない状況でした。そして今年、息子は独立して家を出、娘は数日前に靴をプレゼントした(社会人となって経済的余裕ができたんですね)んだそうで、「あとお父さんは何をくれるの?」という変な状況になってしまいました。「あなたは私の母親ではない!」という正論で押し通すのも大変なので、金を惜しんで勤労奉仕で胡麻化すことにしました。
大変長くなりましたがこれがタイトルの理由です。

 

この日の食事の用意と片づけを引き受けるということで商談が成立し、昼食と夕食を作ることになりました。我が家では休日の朝は各自起きる時間がまちまちなので各自で勝手に、ということになっているのです。

 

昼食前にまずはコーヒーブレイクです。最近は淹れてもらうことが多く、自分でやるのは久しぶりです。

 

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で、コーヒーを飲みながら昼食の肉うどんの準備をします。
と言っても、うどんのダシは白だしを使い、麺は我が家御用達のカトキチの冷凍うどん、肉は以前に作って冷凍したものをストックしてありますので、世話はありません。白だしと水を1:8程度、薄口醤油で味を整えればダシは完成。冷凍うどんは解凍して、一度冷水で締めます。砂糖、醤油、酒、みりんに多めの生姜で煮込んだ牛肉を解凍して麵に乗せ、ネギを散らせば完成です。簡単に作り簡単に食べてしまって、写真を撮り忘れました。

 

そして夕食はバターチキンカレーを作ります。カレーだけはちょっと本格的に、前夜から鶏もも肉にターメリック、生姜、ニンニク等を加え、ヨーグルトに浸け込んでおきました。 
玉ねぎをバター、オリーブオイルで炒め、カットトマト、ヨーグルトに浸けた鶏肉、コリアンダー、ガラムマサラ、クミン、ターメリック、カレー粉、コンソメ等を加えて煮込みます。仕上げに生クリームといきたいところですがなかったので牛乳で代用し、ちょっと味が物足りなかったので、インスタントコーヒーやチョコレート、砂糖、塩等で味を整えて完成しました。

 

 

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鍋が汚くあまり旨そうに見えませんが、味は中々とほめられました。
ナンは手抜きで市販のものを買ってきました。これをピザ用の電気石窯で焼きなおすと、モチモチパリパリとなって結構美味しいんです。

 

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FUKAI さくさく石窯ピザメーカー オレンジ FPM-160
 

 

食後は牛乳とヨーグルトでラッシーを作りました。ヨーグルトを溶かすのが結構大変ですが簡単にお店の味になります。砂糖の加減と蜂蜜を加えたりで甘くも酸っぱくもできますが、辛いカレーの後は甘いのが良いですね。

 

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