シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

(そっと)世田谷区の等々力渓谷に行ってきました。

 

先日、模範的な自粛生活を送っていると書いた途端に、それに反する行動が続いているのですが、昨日、都内に住む息子宅に届け物があってクルマで出かけました。
まん延防止地区の我が家から緊急事態宣言下の都内への移動ですので後ろめたいところもありましたが、クルマでの移動であり、息子宅でも玄関口で渡すだけ渡して終わりですから、外部との接触はほぼありません。

 

我が家から息子の家までは、水戸街道(国道6号線)から環七(都道318号線)を抜けて行くのですが、都内へ向かう水戸街道は比較的空いていたものの、環七は結構な渋滞で、40~50分つかまってしまいました。そもそも渋滞とか人混みが大嫌いで、渋滞を察知するとできるだけそこを避けようと行動してきましたので、これだけの渋滞にはまるのは本当に久しぶりです。緊急事態宣言下だからそんなに混んでいないだろうと油断していました。

 

子供たちがまだ小さい頃の帰省は、私の方が岡山と四国、家内の方は関西(当時家内の両親はまだ地元で住んでいました。)でしたから、一度に複数地点を周遊する必要があり、クルマの方が便利で楽だったのです。
帰省シーズンといえば渋滞はつきものですが、私が勤めた会社では、夏冬の連休は年末年始、お盆の期間をずらしてとることが可能でしたので、渋滞を避けられる日程で帰省していたのです。
とはいえ東名や中央道は通常の週末でも20~30kmの渋滞は当たり前でしたので、そういう時は、同じだけ時間がかかる、もしくはかえって時間がかかることも承知で下道に降りていました。そんな活動的な人間ではないくせに、渋滞でじっとしている、じりじり動く、という状態はどうも苦手だったのです。
そして最近ではカーナビの機能が随分進化してきて、渋滞回避ルートを教えてくれたりしますのでありがたいことなのですが、この日はちゃんと調べていませんでした。

 

と、まるで自分が運転していたように書いてきましたが、実はこの日のドライバーは家内であり、私は助手席でブツブツ言っていただけなんです、、。
家内は私とは逆で、迂回ルートをグルグル走るくらいならそのまま幹線道路を進む、というタイプですからこの日は彼女の運転で正解でした。勿論家内も渋滞好きなわけはありませんから、渋滞から抜けたときはホッとしていましたが、私自身が運転しないこともあって渋滞情報をちゃんと事前に確認していませんでした。誰が運転する場合でも何故かナビ操作は基本私なのです。

 

息子宅に物を届ければそれで所用は終わりだったのですが、この日は数日後に誕生日となる息子の顔だけ見るということも兼ねて家族3人で出かけていて、私が家族と都内に来るのは本当に久しぶりなので、どこか密にならないところにちょっと行ってみようかということになりました。
そして相談の上、都内で唯一の渓谷と言われている世田谷の等々力渓谷(とどろきけいこく)に行ってみることにしました。私もここは初めてで、戸外ですから接触もほぼないだろうということで。

 

東京東部の息子の家からだと環七をぐるっと回って世田谷方面まで進むのが一番簡単なのですが、来るときの渋滞にまた乗り入れるのは嫌でしたから、都心部を突っ切っていくことにしました。上野、日本橋から皇居前に出て、九段下、千鳥ヶ淵、議事堂前と抜けて行ったのですが、ちょっと遠回りして走った皇居周辺は青葉がきれいで混雑もなく、とても快適なドライブになりました。

 

等々力渓谷付近ではなかなか駐車場が空いておらず苦戦しましたが、東急大井町線の等々力駅近くにやっと空きを見つけて、ここから渓谷に向かいました。駐車場は渓谷入り口のすぐそばだったのですが、一旦渓谷の反対側にある等々力不動尊に向かい、ここでお参りしてから渓谷に下りました。

 

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等々力不動尊

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不動の滝(滝といえるのか?昔は轟いていたんでしょうが、、)

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予想に反してここも結構な人出で、遊歩道の狭いところではすれ違うのも大変でしたが、皆さんマスクをして大声で会話する人もなく静かに歩いていますので、不安はありませんでした。
渓谷入り口には気温計が設置されていましたが、渓谷の気温は2度くらい低く、暑いときは気持ちよさそうですね。とても都心部とは思えない静けさで、ちょっとリフレッシュできました。

 

 

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