先月の終わり5月31日に、新型コロナウイルスのワクチン接種二回目が終了しました。場所は一回目と同じく、市の総合体育館に設けられた集合接種場所です。
一回目は電車で往復しましたが、会場が最寄駅から結構遠いのが億劫でしたので今回はクルマでとも思ったのですが、二回目の接種では副反応がキツイよと友人から聞いていたこともあり、やはり今回も電車にしました。
会場までは一回電車を乗り換えるのですが、いつまで待っても乗り換える予定だった電車が到着しません。数駅前で人身事故が発生したらしく、駅員さんに聞いてみてもこの時点で復旧のめどは立っていないとの事ですし、ここからすぐ別の経路に迂回しても予約時間には間に合いません。会場に事情を連絡すれば何とかなるかなとも思ったのですが、これまでの各接種会場でのドタバタを見ていると、何だか円滑に対応してもらえそうにない不安もよぎりました。
前日にはこのようなリマインドメールも届いており、これ自体は丁寧でありがたいのですが、連絡なしに接種に現れない人の比率が高く、自治体も苦慮しているといった報道もされていますので、何だか理由の如何を問わず後回しにされそうな気もしたのです。
そして結局、ワクチン接種をこの日確実に済ませることを最優先し、電車は諦めて駅前でタクシーを捕まえることにしました。それでも時間的にはギリギリなタイミングでしたのですが、運転手さんは、大丈夫間に合いますよと請け合ってくれたので、お願いすることにしました。それにしても思わぬところで樋口一葉さんが一人いなくなってしまいました。
地元に詳しい運転手さんで、抜け道等を駆使して無事10分以上の余裕をもって会場に到着してもらえましたのでほっとしました。
接種の手順そのものは一回目と変わることなく、というか前回ボトルネックとなって滞留が発生していたところも改善されていて随分スムーズに進み、接種後の待機観察の時間を含めても30分かかりませんでした。もっとも一回目の時の待機観察は30分でしたが、この日は15分だったということも大きいですが、、。
また、前回は接種対象者のすべてが一回目接種だったのに対して、この日は一回目接種の人と、私のように二回目接種の人が混在しているのか、二回目ということをいうことをくどいほど念押しされました。数日前に誤って三回の接種をされてしまった方のことが報道されていましたので、慎重になっているのでしょうか。
帰りは最寄り駅までゆっくり20分ほど歩き、予定通り電車で帰りましたが、その日は特にこれといった副反応もなく、接種個所の痛みがあった程度でした。ただ痛みそのものは一回目より強かったです。
そして翌日は予定も入れず副反応に備えていましたが、昼過ぎから36度8分の熱が出た程度で、そのほかの症状はありませんでした。結構強烈な副反応に苦しんだという友人の話を聞いて覚悟していたのですが、その点ではありがたかったです。下の説明書の比率程度というのが実際なのでしょうね。
ただ、この注意書きには、副反応は「若い年代に高い頻度で認められた」と書かれており、その点はちょっと複雑でした。
熱も昨日までには平熱に戻りました。接種後一週間程度経過すれば免疫ができるそうなので、もう少しの辛抱です。
後は近くに住んでいる義父母の接種完了が6月中旬、私の父母が7月中旬という予定ですので、これが完了すれば、一度子供たちも連れて里帰りをしたいなと考えています。
特に義父母の方は、クルマで10分もかからない距離に住んでいるにも関わらず、仕事で都内にも出かけ、人にも会う子供たち(孫たち)との接触を避ける、ということで一年以上会えずにいますので、理屈ではわかっていても感情として随分寂しい思いをしていたようですから。