シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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衣替え&エアコン洗浄

 

6月最初の日曜日、冬物と夏物の入れ替えをしました。

 

衣替えというのはなかなか風流な言い回しだと思うのですが、学校や企業では一般的に6月1日に夏服へ、10月1日に冬服へ切り替わります。私が勤めていた会社でも制服がありましたから年2回の衣替えがありましたが、北海道と沖縄では季節感に大きな差がありますから一斉ではありませんでした。
また制服といえば、最近では見かけなくなりましたが、事務系の女子社員にも当時は制服があってこれも衣替えの対象でした。ある時期これも男女格差だということになって制服廃止の手続きを始めたのですが、女性差別の象徴としての制服はなくして欲しいという要望は確実にあったものの、一方では制服が無くなると洋服代に出費がかさむので、被服費を支給して欲しいという既得権保護の要望が出てきて、労組との間で随分すったもんだのやり取りをしたことを思い出します。

 

衣替えは、平安時代に中国の慣習に倣って旧暦の4月1日と10月1日に冬服と夏服を着替えると定めた宮中行事で、当時は更衣(こうい)といったそうです。更衣というのは女官の職位名にもあったことから、民間ではこれを衣替えと呼ぶようになったのだとか。
旧暦の4月1日と10月1日は新暦ではそれぞれ5月10日前後、11月5日前後となりますから、夏服への衣替えが新暦で6月1日となったのは納得感がありますが、冬服への衣替えはずいぶん遅かったんですね。11月初旬まで夏服では寒いと思うのですが、、。

 

使わない季節物の衣服はしまっておかないと狭い家が尚更狭くなりますので、我が家では衣服の入れ替えはどうしても必要になります。それと同時に、スーツやコートの冬服はクリーニングに出すのですが、現役の頃と比べてクリーニング代が格段に安くなっているのは助かります。当時4~5着のスーツと2~3枚のコート、休日用のダウン等まで含めてクリーニングに出すと、代金は馬鹿になりませんでしたから。

 

またこの日は、エアコンがフル稼働となる季節が来る前に掃除しておこうと、市販の洗浄スプレーで洗浄を行いました。本当は専門業者に依頼して洗浄してもらわないと内部まできれいにはできないのですが、安い業者でも1台7~8000円はしますから、どうしてもためらってしまいます。狭いマンションなのですが、各部屋西日がきつく、夏場はエアコンがないと干物になってしまいますので、4台のエアコンがあるのです。

 

それでも2年前には、洗浄スプレーだけの掃除で何年もそのままなのは流石にまずいのかなと思って、子供たちの部屋の2台を業者さんに依頼したのですが、驚くほどの汚れようで、洗浄液が真っ黒になっていてビビりました。その時は家族全員外出中で、私が作業に立ち会ったのですが、作業後わざわざ私を呼んでその汚れ具合を見せてくれました。そのパフォーマンス効果は絶大で、何も押し付けがましいことは言われなくても、その真っ黒な液体を見るだけで、近いうちにまた頼まないといけないなと思わされてしまいましたから。

 

通常市販されているエアコン洗浄スプレーはエアコンの冷却フィン部分をきれいにするもので、その奥にある回転ファンだとかエアコン本体内部にこびりついた汚れ、カビなどには届きません。それ用の洗浄スプレーもあるようですが、作業自体は結構大変そうで、そこまでやるのなら専門業者にお願いした方が良さそうです。
冷気の吹き出し口から見える範囲だけでも結構なカビが見えていましたので、取れるだけは取りましたが、今年はこれで何とかしのぐとしても、来年にはまたお願いしいけないかも知れません。

 

最新のエアコンにはお掃除機能付きが多いですが、どこまできれいにしてくれるんだろう?と思って調べてみると、「お掃除機能」というのはフィルターや冷却フィンに付いたほこりやゴミを取る機能、「内部クリーン機能」というのはエアコン内部を乾燥させてカビの発生を抑える機能、なのだそうです。洗浄してくれるわけではないんですね。我が家のエアコンの内2台はこの内部クリーン機能付きなのですが、それでも吹き出し口付近には結構なカビが付着していましたので、そう効果は無いような気もします。

 

 

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