シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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Uber Eatsが来た!

 

当初は首都圏でも23区内等の人口密集地域限定だったウーバーイーツが、昨年からのコロナ禍による外出自粛、巣籠もりを追い風として急速に対象エリアを拡大しているようで、千葉県でも配達員の姿を随分見かけるようになってきていました。

 

標題の「Uber Eatsが来た!」というのは、先日我がマンションにウーバーの配達員が来たのを初めて見たというたわいもない事なのですが、何か我が家が急に都会になったような気がしてちょっとうれしかったのです。ウチが注文したわけでもなく、同じマンションの住人の注文を配達人が自転車で届けに来たのをたまたま見たというだけの話なのですが、、。

 

とはいっても私がウーバーイーツの登場を待ちかねていて、これからすぐにでも使い始めようと思っているのかといえばそれはちょっと微妙です。現に同業である出前館の方はウチのエリアも以前からカバーしていましたので使うことはできたのですが、これまで使ったことはありません。勿論対象店舗が少ないという現実的な事情もありますが、それよりも大きな理由は、やはり安心感という点です。配達サービス自体が不安な訳ではなく、これまでも飲食業者が自ら配達するサービス、早い話が出前ですが、それは結構利用していました。

 

では何が不安なのかといえば、結局配達員が直接雇用ではなく業務委託契約による個人事業主である点が一番の不安材料で、歩合制なので運べば運ぶだけ収入となり、丁寧さは二の次、交通法規遵守も後回しとなりがち、という想像もできてしまいます。
出前館の方は、店舗従業員の場合、出前館直雇用のアルバイトの場合、業務委託契約の場合と三種類あるそうなのですが、店舗従業員や直雇用のアルバイトによる配達を指定したりはできないみたいです。

 

実際にネットにはウーバーイーツのそういった負の事例も沢山紹介されていて、信号無視・歩行者妨害でカッ飛んでいく配達員のことや、届いた商品が配達員の背中で揺られてぐちゃぐちゃになっていたこと、現れた配達員の風貌があり得ないくらい不潔だったこと、そもそも商品が届かなかったこと等々。
サポートに連絡しても個人事業主だからという理由でらちが明かないということも多いみたいで、そこも店舗が直接配達する場合との安心感の違いですね。

 

勿論大部分の配達員の方は真面目に誠実に業務をこなしておられるでしょうし、少数の否定的な意見が大部分の肯定的意見を圧倒してネット上に溢れるということはこれ以外にもよくあることですから、その点は注意する必要がありますが、やはり食の安全に関しては神経質になります。

 

冒頭、我がマンションにウーバーイーツが来たことで何か嬉しかったと書きましたが、出前館はかなり前に使えるようになったのに、その時は別に嬉しいとは思いませんでした。これはやはりウーバーイーツというアメリカ発祥の何か都会的な印象のサービスだったからなんでしょう。そもそも私は今の安易な横文字文化には拒否感が強く、名称としては「出前館」という純日本的な響きの方が断然好きですが、一方では昭和世代の弱点として舶来品崇拝の気持ちも色濃く持っています。今回それが表れたということなんでしょうね。

 

 

 

 

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