今期限りでF1レースからの撤退を表明しているホンダですが、12月12日の最終戦でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が勝利して、総合優勝を果たしました。1991年のアイルトン・セナ以来実に30年ぶりの栄冠を手にし、有終の美を飾ったのです。
そして最終戦の朝、ホンダは下の写真のような新聞広告を掲載し、そこには、フェラーリ、メルセデス、そしてトヨタなど、これまでのライバル達に対する、「ありがとう」の言葉が綴られていたのです。めちゃくちゃカッコイイですね。
この日の新聞でご覧になった方も多いと思いますが、私は何故かこの広告には気付いておらず、下の写真のブログ記事で知りました。
後でその日の新聞を探したのですが、我が家では既に生ごみ処理に使われていて残っていませんでした、、。
このブログは、F1の舞台から去るホンダの感謝の言葉に、世界中のF1ファンから寄せられた感動の声を紹介するものなのですが、私も同様にとても感動しました。
最後の「じゃ、最後、行ってきます。」という一文が泣かせますよね。そしてまたそのレースでは最終周で大逆転し、総合優勝を勝ち取って帰って来るという、、。
ホンダって時々人の琴線に触れる感動的な広告を作ります。
私はF1やラリーなどのモータースポーツについて特別の興味・関心があるわけではなく、通常クルマ好きな人間が持っている程度のものに過ぎませんが、やはり日本人ですから、若い時にはホンダのF1、日産・三菱のラリー挑戦などには興奮しましたし、その時にはにわかファンとして色々な情報を漁ったりもしました。
中でもホンダについては、本田宗一郎さんに尊敬の念を抱いていたという事もあり、他企業よりも興味は持っていました。
トヨタもF1、ラリー等に参戦していますが、私がクルマに乗り始めた頃世界のモータースポーツ界に挑戦していた企業と言えばやはり上記の企業が思い浮かびます。その頃のトヨタにはオーバーフェンダーが着いた唯一のトレノ・レビン(TE27ですね)、ダルマセリカ等名車も多くありますが、個人的にはトヨタのクルマにはあまり興味がありませんでした。
とホンダ愛のようなことを語る割には、私の車歴の中でホンダのバイクは16歳で最初に乗った古いCS90とDAX70のみ、クルマはシティとステップワゴンだけです。高校生の頃は本田宗一郎さんのことも良く知りませんでしたし、どちらかといえばヤマハ党でした。またクルマに乗るようになってからは訳あって三菱に乗ることが多かったですから、ワンポイントのツナギの積りで乗ったシティと完全ファミリーカーのステップワゴンだけで、バイクもクルマもホンダらしいスポーティな車種には縁が無いままでした。
一度はホンダのスポーティ車にも乗ってみたいと思っていたのですが、今となっては難しそうです。でも仮に今買うとしたら何でしょうね?NSXには当然手が出ませんし既に受注終了みたいですが、同じく生産終了となってしまったS660なんかは楽しそうですよね。これももう新車では買えないのかな?同じマンションにはピカピカのS2000が停まっていて、これも既に旧車の仲間入りしていますが、とてもカッコいいです。