ちょっと仕事が詰まって来ていて、今週は月曜日から木曜日まで部屋に籠って、せっせとデスクワークをこなしていました。
週5日、月に20数日は働くのが当たり前だった生活は8年近く前に終了し、60歳以降は週4日、週3日と勤務日数を減らしていましたし、65歳で完全定年となってからは月に数日しか拘束時間のない働き方になっていますので、週4日フルタイムで働くともうヘトヘトです。(現役世代の皆さんすみません、、)
ただ、拘束時間は月に数日しかありませんが、その時までにアウトプットすべきことを準備するには、それ以外の時間を結構費やす事になるのは確かですので、月に数日しか働いていない訳ではありません。とはいえ週4日フルタイムで(更に残業に当たる時間までやっていましたから実質週5日以上に相当しています)やらなければ追いつかないなどという事は稀で、適当に自分のペース配分でやれば大丈夫なことが殆どです。
本当は金曜日の今日も最終のまとめをすべきところなのですが、完全に集中力が切れ、仕事は一旦放棄して遊びに逃避することにしました。土日でちょっとやれば何とか月曜日の期限には間に合うでしょうから、そのための気力をチャージするためにも今日はお出掛けと決めました。
最近では、混む週末を避けて平日にバイクで遊びに行くことが普通になって来ていますので、土日に働くことは全く苦にはならないのです。子供も成人していますから、毎週末家庭サービスが必要な訳ではありませんし、今は主なサービス対象である妻も平日に休める働き方をしていますから、、。
ということで最初は愛機R1200Rを引っ張り出そうと考えていたのですが、今朝も千葉は冷え込んでいて、バイクで出掛けるには電熱装備やら厳重な重ね着やら、支度がとても大変です。今日は気力チャージの為にもっと気楽にいきたいなと考えて、久し振りにクルマで出掛けることにしました。クルマの運転は好きですし、今の愛車POLOもとても気に入ってはいるのですが、一人で遊びに出掛けるとなると自然とバイクになり、何かの所用以外で、一人でクルマで出掛けるのはここ数年では記憶にありません。いつの間にかバイクは趣味の道具、クルマは日常の足、という切り分けになってしまっていますね。
ということで朝8時半に自宅を出発、バイクと違って気楽に発進できるのは有難いです。特に目的はありませんので、とりあえず前回家族ドライブで出掛けたもののまだ開花には早かった、鋸南町の頼朝桜を再度見に行くことにしました。
前回と同じく、松戸ICから外環道に乗り京葉道から館山道に乗り継いで鋸南保田ICまで高速走行です。前回は休日でしたが、平日の今日は東京へ向かう出勤ラッシュは既に一段落し、逆に千葉、房総方面へ向かう営業車で穴川あたりが渋滞していました。それでも11時には佐久間ダム湖親水公園に到着し、ぐるりと湖の周りを回ってみたのですが、まだ早かったですね。2~3分咲きというところでしょうか、来週末あたりが見頃になりそうです。それでも日当たりの良い木は大分咲いていましたので写真を何枚か撮って、昼ごはんがてら金谷に向かうことにしました。
金谷までは20分もあれば行けますので、あわよくば「さすけ食堂」か「はまべ」で黄金アジと思ったのですが、どちらも営業していませんでした。よくよく縁がありません。仕方ありませんので、金谷でのもう一つの目的地である喫茶店「岬」に行くことにしました。ここも有名店ですが、過去何度も前は通っているのに一度も寄ったことのなかった店です。
吉永小百合が主演し、阿部寛や鶴瓶など豪華キャストが出演した「ふしぎな岬の物語」という映画の舞台となった店で、「虹の岬の喫茶店」という森沢明夫の原作も読みましたし、この映画も観ていたのですが、何故か今日まで縁が無かったです。
この日は快晴で風が強かったですから、東京湾を挟んで富士山がとてもきれいに見えました。この「岬」は絶好のロケーションです。ジャズとコーヒーと富士山、とても贅沢な時間でした。コロナ禍でもあり長時間粘ることはご遠慮くださいと注意書きがありましたので、そう長居せずに引き上げましたが、今日の目的であるリフレッシュには十分でした。
コーヒーは飲めましたが、昼食を食べそびれましたので、ここから道の駅三芳村まで行って昼ごはんとしました。いつもはここのビンゴバーガーが定番なのですが、この日はマスツーのライダーが行列を作っており、道の駅のランチにしました。以前食べてとても美味しかったのでリピートです。
行きは高速でサクッと到着しましたが、まだ時間も早かったですから、帰りはK88やR410などバイクでいつも走る下道で帰ることにしました。いい天気でしたので、ヒーターを強にして、窓を開けて走るととても気持ちが良かったです。家族ドライブよりも若干キビキビした走りになったから、という事もあるでしょうが、バイクで楽しい道はクルマでも楽しいことを再認識しました。POLOも元気に走ってくれましたし、一人のドライブも中々良いものです。この感触を長らく忘れていました。