シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

久々のソロドライブで感じた、クルマとバイクの差

 

前回、久し振りに一人でドライブに出たことを書きましたが、その時クルマとバイクではやっぱり違うんだなあと改めて感じることが多かったですので、ちょっとまとめてみます。

 

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まずその前に、タイトルではソロドライブとしましたが、そもそも一人でドライブすることをソロドライブと呼ぶのは一般的なのでしょうか?バイクの場合はソロツーリングという言葉が既に市民権を得ていますが、こちらはどうなんでしょうね?
Googleで「ソロドライブ」と検索してみると、確かにソロドライブという単語も出ては来ますが、検索上位には「一人ドライブ」という言葉が並びます。やはり一般的ではないのかも知れません。

 

ツーリングという言葉も、今はバイクで旅することとか、旅とまではいかないまでもバイクで遠出することを指すようになってきましたが、元々旅という意味もありますから、クルマでもGT(グランドツーリング)とかTOURER(ツアラー)と名のついたものは沢山あります。ツアラーと言えばマークⅡの姉妹車チェイサーにはツアラーVという凄いのがありましたし、アコードにもツアラーというのがあったそうです。ツーリングカーレースというものも存在していますし、クルマで旅に出たり遠出することをツーリングと呼んでも良さそうなものですが、いつからツーリングと言えばバイク、というように変わって来たんでしょう?

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本題のクルマとバイクの違いですが、最も大きいのは快適性が格段に違うという事です。その中でも寒かろうが暑かろうが雨が降ろうが車内は快適温度で濡れることもない、という事が大きいです。特に今のような極寒の時期、そして真夏の酷暑の時期にはこれは大きな差となります。今回はクルマですから普段街に出る時と変わらない服装で出掛けられましたが、バイクだとこうはいきません。
トップスには最低4~5枚着ていて、更にライディングジャケットはライナー・プロテクター付きですのでもうゴワゴワです。ボトムスはヒートテックにライナー付きのライディングパンツで、トップスに比べると薄着(?)ですがこちらも厚手な上にプロテクター付きですからやはりゴワゴワです。ここに電熱グローブと電熱ソックス、厚手のブーツ、更に首にはネックウォーマーが巻かれます。

 

気楽に出かける為にクルマを選んだという意味が解っていただけると思うのですが、バイクに跨るまでに結構気合が必要です。勿論私が寒がりで人より厳重な防寒装備をしていることが原因なのですが、冬場に高速で走るバイクは本当に寒いです。どうせ電熱グッズを使っているのなら電熱ウェアを導入すれば一気に薄着にはなれるのでしょうが、今でも電装品が多々付いているバイクに、更に電力消費量の多い電熱ウェアまで使うことになると果たしてバッテリーは大丈夫か?という事が心配なのです。

 

快適性の2番目は車内の静粛性ですね。ヘルメット越しに周囲の騒音や風切り音、エンジンの音や排気音に囲まれているバイクとは段違いの静粛性で、疲れも随分違います。音楽もバイクより格段にいい音でクリアに聞こえますし。

 

3番目はコケる心配がないという事です。バイクでも通常走行時にコケることは何かのアクシデントが無い限りそうそうありませんが、停車時や渋滞・停滞時に何かちょっとしたことがあれば簡単にコケてしまいますのでやはり気を使いますし、何より疲れます。これはデカいバイクに無理して乗っているからという事も大きく、R1200Rでは気を使う状況でも、小さくて軽いFTRなら何の不安もないということも多々あります。またバイクはオートマでないという事も理由としては大きいですね。昔乗っていたアプリリアのMANAというバイクはやはりデカくて重かったですが、オートマでしたので渋滞時にもコケそうという不安を感じたことは余りなかったように思います。ほとんどがオートマになったクルマであっても渋滞が好きな人はいないと思いますが、マニュアル車の時代はホントに大嫌いでした。

 

逆にバイクの方が良いと思う点は、明らかに運転自体が楽しいという事、それに尽きるのかも知れません。前回房総からの帰路はバイクでいつも走る道を使い、クルマでも楽しかったと書きましたが、その楽しさの度合いは相当違います。快適性を損なう原因である、気温や風や傾けないと曲がらないバイクの不安定さ、等々のデメリットが、逆に楽しさとして返ってきます。究極の快適性(快楽性?)があるという事でしょうかね。クルマでは峠を攻める走り屋のような走りはできません(腕もクルマも)ので、やはり飽きてきてしまいます。

 

またちょっと角度は違いますが、クルマの場合はドライブ中にもコーヒーを飲んだりお菓子をつまんだり色々できますので、コンビニに寄って遠足気分でついつい色々買ってしまうのは困った点です。

 

 

 

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