シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

R1200Rソロツーリング:SSTR2022翌日の帰宅ツーリング

 

今回のSSTRは、当初の計画では本番を挟んで前日は自宅から御前崎まで、翌日以降は能登半島から若狭、山陰と西に向かって走り、北九州でフェリーに乗って東京に帰る、という、7泊8日程度の長期ツーリングを企んでいたのですが、まず前日ツーリングが雨で中止となり、本番後のツーリングも、天気が下り坂の予報だったこともあって結局は能登半島一周だけで帰る計画に縮小していました。

 

そしてそれもSSTR当日朝に起きた腰痛で中止せざるを得ず、翌日の日曜日はおとなしく帰宅することにしました。とても残念ですが、帰路もツーリングには違いありませんし、能登半島や山陰には来年以降またチャレンジします。

 

 

この日の朝食もとても美味しかったです。通常旅館の食事は品数が多く、最近では持て余すことが多いのですが、ここは小鉢で一口サイズにして提供してくれましたので全部残さず食べることが出来てとても良かったです。さすがにお櫃のご飯は一人では食べきれませんでしたが、、。

 

 

食事を終えたら荷物をまとめて早々に帰路につきます。朝日を浴びた富山湾もとても綺麗でしたし、素朴な手作り感のある民宿で、今度は家族でも来たいと思いました。
ここは七尾市と氷見市の境界線までほんの100m程の所に建っていて、きときと寿しの本店もバイクなら30分位で行ける距離です。しかし宿を出たのはまだ8時過ぎ、11時の開店までは待てませんので、やはり前日に道の駅あらいの支店に行っておいて良かったです。


七尾大泊ICから能越自動車道、北陸自動車道と進み、あとは前日と全く同じコースを逆走して帰ります。この日は道の駅やSA・PAに立ち寄る必要もありませんから、純粋に休憩とか給油を必要とするとき以外は淡々と通り過ぎて行きます。下の写真は上信越自動車道の妙高SAですが、ここは妙高山がとてもきれいに見えていたので、写真を撮るために一時停車しただけでした。

 


 

次は上信越道の松代PAで昼食休憩です。真田一族の旗印である六文銭をイメージした蕎麦ですが、この時点ですでに相当暑かったので冷たい蕎麦のつもりで頼んだら温かい蕎麦でした、、。汗だくになりましたので食後アイスコーヒーでクールダウンです。

 

 

そしてこの日は途中きわどい出来事もあり、それは何かといえば、危うくスピード違反で御用となるところだったのです。
基本的には終始法定速度プラマイ10%程度で巡航していたのですが、ある長いトンネルで、走行車線が先頭トラックの後ろで詰まっていたので、追越車線に出て前のクルマにつきました。そして先行車が一台ずつ走行車線に戻り、前が完全に開いたところでちょっと気持ちよく加速しすぎたのです。いつの間にか後ろについていた覆面さんに突然サイレンを鳴らされ、バックミラーには赤色回転灯が映り、肝を冷やしました。ただ瞬間車速は法定を超えていたのでしょうが、この時点で既にウインカーを出し、走行車線に戻ってスピードを緩めようとしていたところでしたから大目に見てくれたのだと思います。トンネルを出たところで急加速して私の横につけ、助手席から厳しい表情でスピードダウンのジェスチャーをされました。典型的な覆面さんの車種でしたが、トンネル内で走行車線にいたのを完全に見落としていました、、。

 

私は今年が免許更新期で、このままいけば人生初のゴールド免許のはずだったので、サイレン音が聞こえバックミラーに回転灯が写った瞬間一番に思い浮かんだのは、ああこれでゴールドがパーになったという事でした。
人間想定外の突発事項に直面すると、まず思い浮かべるのは正直どうでもいいとまでは言わないまでも優先事項ではないことなんでしょうかね。


この後は堅実な走行を心がけ、腰痛を抱えながらも無事帰着しました。途中上信越道の群馬付近では車載の温度計が37.5℃を指し、真夏を思わせる暑さでした。

 

走行距離は2日間で1,130km、途中で4回、合計50.1ℓ給油しましたから、出発時と帰着時の残量が同じと仮定すれば燃費は22.5km/ℓとなります。通常R1200Rは20km/ℓ程度ですから、やはり高速道路を一定速度で走行すれば燃費は伸びますね。覆面さんにお目玉喰らうような余計な加速・減速をしなければもっと伸びたと思います。

 

そして最後にむさくるしい写真ですが、ショート丈の夏用グローブとジャケットの袖の隙間が見事に日焼けして、まるで島流しの罪人の刺青のようです。これも真夏のツーリングあるあるです。

 




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