シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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今度は猛暑の栃木県で高校訪問

 

二週間前、福島県の高校の進路指導部を訪問したのですが、ハローワークに提出していた求人申し込み書が受理される7月1日は、採用を希望する高校に求人票を持参するのが慣例となっています。
もちろん郵送でもOKなのですが、前回回った高校の先生も、やはり直接来校して採用方針や職場の説明をしてくれた企業さんを優先しますかねえ、、みたいなニュアンスで話されますし、結局「誠意を見せる」みたいな意味合いで、最有力校には7月1日の朝一番で求人票を持参する、と言う事になります。はるか昔は大卒採用もこんな雰囲気がありました。

 

当初は私も前回ご挨拶に伺った高校に行く予定だったのですが、今年初参入の福島に手を取られ栃木県下の担当が一人になってしまうのでそちらに回って欲しい、とのことで急遽変更となり、宇都宮駅で落ち合うことにしました。

 

前回の福島巡回の時にも書いた通り、私は採用の主力ではなく添え物みたいなものではあるのですが、それでも一通りの流れはおさらいしておこうと思ってちょっと高卒採用の流れを確認してみました。

 

福島の高校は6月中旬の前回が初めての訪問だったのですが、これは実情としてはかなり出遅れていて、本当なら4~5月には、採用実績がある場合は新入社員、先輩社員の現状報告を兼ねてご挨拶の訪問をしておくのが一般的です。
7月1日解禁に合わせて求人票を提出した後は、高校が夏休みに入る7月20日過ぎからお盆前くらいまでの期間で、興味を持ってくれた生徒さんの職場見学を受け入れ、志望度を高めてもらいます。
そして9月5日からは応募書類の受け付けが始まり、9月16日以降選考・採用内定開始、という流れとなります。また11月以降には採用が不調に終わった場合の二次募集を始めることができます。

 

7月1日の東北新幹線も結構混み合っていましたが、指定が取れない程ではなく、しかも上野~宇都宮は一時間もかかりませんから、通勤だと考えれば立って行ってもいい位です。年寄りですから立ちませんけど、、。

 

 

この日の関東地方は真夏並みの猛暑だと予報されており、クルマで回るにしても頭髪に難がある身としては、直射日光を避けるための帽子は必需品です。まだ男の日傘というのも一般化していませんし、、。
スーツに合わせるなら山高帽か中折れ帽、夏ならばパナマ帽などが正統なのでしょうが、ちょっと気取りすぎという気がしてなかなか被る勇気はありません。一つだけ冬用のボーラーハット(山高帽)というのを持ってはいますが、これまで被ったのは一度だけです。帽子が紳士の必須アイテムだった昔とは違って、街でスーツに帽子という男性を見かけることも稀ですから見様見真似というのもできなくて、そんなに気取らずにスーツやジャケットに合わせる帽子を選ぶのは難しいです。

この日は、手持ちの帽子の中で上の写真のものを選んで出かけました。ちょっと素材がカジュアルすぎるとは思いますが、学校の先生もカジュアルなスタイルですし、一応これはステットソンという、中折れ帽などを作るアメリカの有名メーカー製です。

 

宇都宮に着いてみるとまだ8時半過ぎなのに、もう上着を着たくない程の暑さです。待ち合わせ場所は宇都宮駅から徒歩10分位の所でしたから、早速この帽子が役に立ちました。最初は駅前の餃子像でも見ていこうかと思っていたのですが、暑くてそれどころではない気分となり、さっさと待ち合わせ場所に向かいました。

 

巡回中は、学校の駐車場から校舎に入るまでしか外には出ないのですが、昼間の最高気温は37℃を超えてきて、それだけでも汗だくになりました。また校舎内は冷房のないところが多く、進路指導室の面談スペース等でも冷房は弱めでしたから汗の引く暇がなく、クルマに戻って強冷房で体を冷やし、次の学校までに汗が引き、という繰り返しで、具合が悪くなりそうでした。

 

栃木県下の高校は福島県とは違って採用実績もありますから、担当者はしっかり進路指導の先生との関係も作っており、私の出番は殆どありませんでしたが、まあ若い会社ですから年寄りが一人いることもちょっとした安心感にはなるかも知れません。
この次は夏休みに入ってからの職場見学会となりますが、どんな子が興味を持ってくれるのか楽しみですね。

 

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