シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

「COCOA」が稼働していることを初めて実感しました。

 

皆さん表題の「COCOA」って何のことか覚えていますか?
厚労省の新型コロナウイルス接触確認アプリ(COVID-19 Contact-Confirming Application)の略称ですが、このままなら略称は「CCCA」となりそうなものです。誰かが「ココア」という覚えやすい名称に語呂合わせをしたのでしょうね。

 

私は「CCCA」から、ロシアがまだソビエト連邦だった頃にオリンピックなどでソ連選手団のユニフォームに描かれていた「CCCP」を思い出しました。
当時CCCPのどこにも、ソビエトも、社会主義も、共和国も、連邦も無いじゃないかと思っていたのですが、これはロシア文字を表すキリル文字での表記であり、確かに英語なら日本語訳そのままの「USSR( Union of Soviet Socialist Republics)」という呼び名がありましたし、ビートルズにも「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」という曲がありました。そこで気付けよと言う話です。

 

「COCOA」に話を戻すと、私も当初はインストールしていたのですが、一度も通知が来たことも無く、その内にスマホの機種変更をして、再インストールすらしていなかったようです。(それ自体を忘れていました。)それを改めて思い出したのは、妻にCOCOAから下の写真の「陽性登録者との接触確認」という通知が来たからです。

 

 

具体的日時が記載されたページは他にあるのですが、日時は例えば「7月24日9時から7月25日9時まで」のように24時間設定で、場所も明記されていませんので正直どこでこの接触があったのか特定は難しいです。最初は妻とこんな通知では何もわからないよねと話していたのですが、考えてみればこの通知の趣旨は、誰とのどこでの接触が感染リスクだったのかを教えることではなく、単にあなたには何月何日に感染リスクの高い状況がありましたよと伝える事ですから、それ以上は必要ないと言われればその通りです。感染者のプライバシー保護の観点からもそれで正しいのでしょう。

 

結果妻は感染もしておらず事なきを得たのですが、念の為にPCR検査を受けようとしても、街の無料PCR検査会場は濃厚接触者以外で無症状の場合しか受け付けてもらえず、病院でも翌日分の予約制としている病院が殆どで、当日検査はほぼ無理です。そしてその翌日予約も朝一から15分程で埋まってしまう状況だそうです。妻によると、街のPCR検査施設はついこの間までは閑古鳥が鳴く状況で、スタッフが街頭に出て声掛けまでしていたらしいのですが、今では様変わりです。第7波の爆発的感染拡大の影響は確実に表れています。

 

娘がこの春コロナ感染した時にもCOCOAでの情報登録は指示されたそうで、ここまで感染拡大してくるとやはり心配になりますので、改めて新スマホにもアプリをインストールすることにしました。

インストールそのものは簡単です。途中位置情報使用許可を求められますが、私はこの位置情報使用の許可は通常は極力しないようにしています。何だか自分の行動を逐一見張られているようで嫌なんですが、このアプリの趣旨からすればそれが必要なのは当然で、位置情報がないと機能しないことも解ります。ナビアプリも同様で、こればかりは仕方ありませんから許可しています。

 

位置情報と言えば、昔携帯電話が社用で配布され始めた頃、携帯貸与者の位置情報がGPS機能を使えば会社に筒抜けになることが判り、外回りの営業マンたちが騒然となったことがありました。外回りの営業はある程度自由裁量で適宜休憩をとったり、場合によっては早出分を早上がりで取り返すようなことが暗黙の了解だった会社も多く、彼らが騒ぐ気持ちは元営業マンとしてよく理解できました。現にこの時GPS機能を使って社員の行動管理をすることを明言した会社もありましたから。
私が営業マンだった頃は、今は懐かしポケベルの導入期で、喫茶店でまったりしている時に呼び出しベルが鳴るのは勘弁してくれと騒いだことも思い出しました。

 

ただ携帯が配布された頃のデータ通信料はまだ従量制のみ(だったと思います)で、GPS機能をつなぎっ放しにしていると料金が莫大になるので、我が社では通常は位置情報機能はOFFにしておくように通達されました。東日本大震災以降は常時ONとルールが変わりましたが、その頃には定額制が導入されていたと思います。

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ