シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

R1200Rツーリング:ハーレー750ストリートと筑波へ

 

前回犬吠埼ツーリングにご一緒したハーレー750ストリート乗りのKさんと2台で、筑波山まで行ってきました。

 

 

筑波山を軽く走って、蕎麦でも食べて帰ってこようというのが趣旨で、当初は筑波山麓にある「そば心ゐ田(いだ)」という店を予定していたのですが、Kさんは太い蕎麦は苦手なことが判明し、急遽近くにある「筑膳」に変更しました。ゐ田はすするのが困難な程太くて短い田舎蕎麦ですから、、。
筑膳には寄ったことがなかったのですが、筑波神社に向かう道の途中にありますから、以前から存在は知っていました

 

そして当日の朝、いつもの集合地点であるコンビニへ向けて出発しようと思っていたら、Kさんからこの日筑膳は定休日だったとLineが来ました。調べてみると筑波周辺の飲食店は軒並み月曜日定休となっています。蕎麦が目的の一つではあったものの、とてもいい天気で中止するにはもったいなかったですから、とりあえず現地に向かい、そこで考えようという事にして出発しました。

 

 

この日は竜ケ崎・牛久を経由して、牛久阿見ICで圏央道に乗り、常磐道の土浦北ICまで高速を使いました。土浦北まではほんの20分程度の走行で流れも順調だったのですが、高速出口でアクシデントが。ETC出口でバーが開かなかったのです。
開くものだと思って走っていましたので停止も間に合わずバーの間をすり抜けることになってしまい焦りましたが、クルマだったらぶつかっています。20km以下で通過とされてはいても、最近では結構な速度で通過することが当たり前となっていて、この日もそうだったのですが、少なくともバーの手前で停止する心構えはしておいた方がいいですね。牛久阿見ICで高速に乗った時は問題なく通過できたのですが、路肩にバイクを止めて確認してみると、ETCのインジケーターランプが点灯していません。私のETC車載器はもう10年以上4台のバイクで使い続けていますから、寿命が来たのかなと思ってしばらく見ていると、そのうちにエンジンを始動したときの状態である赤点滅をし出して、通常の緑点灯に変わりました。この状態なら大丈夫だと思うのですが、今回の走行は高速に乗った記録はあっても降りた記録がされていない可能性があります。その時はもう出口を少し過ぎたところで停車していましたので、確認は帰りの高速乗り口でやって貰うこととして、ツーリング再開です。

 

土浦北ICからまず向かったのは、「平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)」という、奈良時代から平安時代にかけての常陸国筑波郡の郡衙(役所)跡で、国の史跡となっています。当時としては巨大だったと思われる高倉式の3つの建物が復元されていますが、これらはその頃の税である稲や麻布などを納めた、郡役所の倉庫と考えられているのだそうです。
筑波山の南麓の日当たりのよさそうな高台にあって、とても気持ちのいいところですが、知名度はいま一つと見えて、以前家族で来た時も今回も人影はまばらでした。

 

 

平沢官衙遺跡から筑波山に向かい、山を登ってつつじケ丘駐車場で一休みです。ここでコーヒーを飲みながら昼食場所の検討ですが、つくば近辺は本当に月曜定休が多く、有名どころの蕎麦屋も鰻屋も軒並みアウトです。そんな中で筑波山からはかなり離れた、つくば市の市街地で「会津蕎麦匠ひなたや」という店を見つけました。この日はつくばの市街地に立ち入るつもりはなかったのですが、時間はたっぷりありますので、とりあえず山を下りて向かうことにしました。

 


たどりついた「会津蕎麦匠ひなたや」はTX研究学園駅の北側にあるまだ新しい店で、この日は北海道の新そばが提供されました。「ミックスもり」を選んだのですが、天ぷらがミックスという意味で、イカ、舞茸、ピーマン、とり天はどれも揚げたての熱々、麺もシャキシャキで美味しかったです。正直選ぶ余地なく訪店した蕎麦屋さんだったのですが、期待以上で満足しました。

 

 

つくばの中心地まで来ましたから、帰りは圏央道のつくば中央ICで高速に乗ることにしましたが、その前に朝のETC不具合の確認でIC横にあるNEXCOの事務所に立ち寄りました。これまで高速はそれこそ数えきれないほど利用していますが、この施設に足を踏み入れるのは初めてです。

 



人が来ることをあまり想定していない施設のようですが、それでもETCの読み取り機は窓内に設置されていて、調べてもらうとやはり走行記録は残っていませんでした。紙で書類を作成し、私がそこにサインをして、後日私のETCカードに別途請求するという手続きで一件落着ですが、これから高速に乗るのに、ゲートは開くのかという不安があります。係の人の説明では、念のため一般/ETC両用のゲートを使い、万一ゲートが開かなければチケットが出るのでそれで料金精算して欲しいとのことで、恐る恐るゲートに向かいましたが、何事もなく入口・出口とも通過できましたので一安心です。

 

その後は快調に圏央道を進み、帰りはちょっと遠回りになりますが神崎ICまで高速を使い、そこから利根水郷ラインの空いた道で帰り着きました。
8時出発15時帰着、走行距離約200kmのツーリングで、ETCトラブル、お目当ての蕎麦屋の休み等々ありましたが、とてもいい天気で快適でした。

 

 

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