シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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キャッシュレス対応について

 

千葉県柏市内の一角、私が時々昼食を取りにいくエリアには、4~5軒の馴染みの飲食店があるのですが、その中でキャッシュレス対応しているのはインド系の経営者がやっているカレー屋さんのみです。

 

キャッシュレス対応が経営者の負担となるので零細飲食店では到底導入できないという話はよく聞きますが、どうみてもこの数軒の中で営業的に一番厳しそうなのがこのカレー屋さんですから、それ以外にも、日本人特有の現金信仰とでも呼べそうなものが根底にはありそうです。

 

それについては色々な分析がされていて、まとめてみると、まず日本は世界の中でも現金への信頼が厚い国であること、治安が良く、スリなどの盗難リスクが低いという理由が挙げられています。消費者側に現金を持ち歩くことに対する危機意識がないという事ですね。
そういえば、はるか昔、海外旅行で現金を持ち歩くことはとてもリスキーなので、少額貨幣以外はトラベラーズチェックで、とされていたことを思い出しました。
トラベラーズチェックは海外旅行者向けの小切手のようなサービスですが、今や知らない人も多いでしょう。それもそのはずで、かつては銀行や郵便局、両替所、カード会社、旅行会社など色々なところで発行されていたのですが、2014年3月末に日本国内での販売は終了してしまっていました。海外旅行の前に銀行などに行ってトラベラーズチェックの用意をすることで、海外旅行気分が高まったものでしたが、、。
そして、日本の紙幣・硬貨製造技術がとても高くて、偽札が出回る危険性が他国に比べて低いことも理由としてあげられていました。

 

また治安が良いという事は、店舗側にとっても強盗等の被害に遭うリスクが低いことにつながり、キャッシュレス化への切実感がないということになります。コンビニ強盗などが多発しているように感じますが、それでもまだ日本の治安は諸外国に比べればかなり良い方でしょうから。

 

ただ2021年春に経産省が全国全業種の中小事業者千社あまりに対して実施したアンケート結果によれば、中小事業者の約7割が、キャッシュレス決済を既に導入していて、飲食、小売、観光では90%に迫る勢いなのだとか。
現金のみしか取り扱わない店はもはや完全な少数派なのですが、10軒の内9軒が使えるという実感は正直ありませんね。

 

キャッシュレスが進まないと言いながらも、以前は急な飲み会の誘いとかを考えると、常に一万円札数枚は財布に入れておかないと不安でしたが、最近ではせいぜい財布には数千円が入っている程度になりました。しかし上記の通りまだ現金しか使えない飲食店はありますから、現金をゼロにする訳にもいかず、、。

 

私のキャッシュレス事情は、クレジットカードは数枚持っていますが、クレジット払いで常時使うのは三井住友のAmazonカードほぼ1枚、Amazonプライム資格を維持するためにゴールドカードにしています。ネットショッピングもほぼAmazonですから、ポイントも結構溜まります。

 

そして電子マネーが、Suica、Edy、PayPayの3種で、常時使いはSuicaですが、Suicaが使えないときはPayPayとなり、最近Edyの出番がめっきり減りました。Edyが使えるところならほぼSuicaも使えますから。
現役の時は昼食等で使う飲食エリアの公用(?)カードがEdyでしたし、その頃はEdyの方が存在感があったので結構使いましたが、いつの間にかSuicaにやられちゃってますね。
電子マネーが使えるお店では漏れなく使うのですが、現金しか使えない店でおつりを受け取ると、小銭がどんどんたまってしまい閉口します。

 

そしてそれら電子マネーの決済用に、SuicaにはViewカード、Edyには楽天カード、PayPayにはYahooカードを持っています。Yahooカードはヤフオクをよく使うことや、以前から使っていたジャパンネット銀行がYahoo系でしたから持っていたのですが、現在では銀行がPayPay銀行、カードはPayPayカードとなり、この名前だけはどうも好きになれません。

 

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