シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

長男が何と30歳!

 

我が家の子供たちは1男1女の二人兄妹なのですが、兄である息子が先月末で30歳を迎えました。よく言われることですが、振り返ってみればあっという間ですね。
私は晩婚でしたから、息子は39歳直前での子供、娘は43歳となった直後での子供となり、幼稚園や小学校の父母参観などでは周囲のお父さんより一世代上であることを実感することが多かったです。

 

ここで、「父母」参観という言葉を使いましたが、私が子供の頃は、「父兄」参観・「父兄」会という言い方が普通でした。当時すでに家父長制度(家制度)は無くなり、父親に次いで長男が家を代表するなどということは誰も思っていなかったのですが、言葉自体に違和感を持つことはなかったですね。更に今では「父母」でもなく「保護者」と言ったほうが、よりふさわしいのでしょうか?言葉を正しく使うことに異論はありませんが、いわゆる「ポリコレ」には息苦しさも感じます。ポリコレという言い方自体、それらの考え方・政策への否定的ニュアンスを含んでいるのだそうですが。

 

ともあれ、晩婚の私は若い頃気ままな一人暮らしを謳歌(?)したお返しに、歳を取ってから育児の大変さを背負うこととなり、二人の子供を社会に送り出し、ひとまず保護者責任を終えたのは、私が66歳となる3カ月前でした。
60歳の一次定年、65歳の完全定年を迎えるたびに所得は減りましたから、まさに綱渡りでしたが、娘が卒業した時には本当に肩の荷が下りた思いでした。

 

私が子供の頃は、女性の結婚適齢期(平均年齢?どちらか不明です。)は23歳と言われていて、同級生の女の子たちが無邪気に、私も23歳で結婚するの、と言っていたのを思い出します。
しかしその後結婚年齢は上がり続けて、厚生労働省の「人口動態統計」によれば2021年には男性31.0歳、女性29.5歳まできていますから、息子・娘共にまだ平均年齢にも達していません。

 

長男は家を出て一人暮らし、娘は実家で同居ですが、二人とも今現在はこれと決めた人はいないようで、まあ好きにすればいいと思います。私が結婚した歳までなら息子でもまだ8年以上ありますし、独身のままでも別に構いません。
我が家では、遺産などを残す積りもないが面倒を見てもらう積りもない、と常日頃話していますし、一家を構えて孫を見せに来い、という気持ちもありません。内心孫の顔を見たいとは思いますが、そこは彼らにお任せです。

 

私がSSTRというバイクツーリングに出かけたり、続いて浴室・洗面所のリフォームが始まったりして彼の誕生日からはかなり遅れてしまったのですが、6月最初の日曜日、実家組3人が長男と合流して、たまに行く寿司屋さんで誕生日祝いをすることにしました。
この店は高級店という訳ではありませんが、どのネタも新鮮で美味しくて、特にマグロは赤身もトロもかなり美味しいですから、普段セット物以外ではマグロを食べない私もここに行くときは楽しみにしています。まあそれでも単品で頼むほどの愛はないのですが、、。
私以外は全員呑みますので、刺身や焼き物を適当に注文し、最後は寿司で締めたのですが、何だか調子に乗ってしまって次々と注文を重ね、この店としては結構な金額となってしまいました。
まあ誕生日祝いだからいいだろうと内心でいつもの言い訳をして、息子の誕生祝い終了です。

 

 

 

いつも料理の写真を撮り忘れて食べることが先になってしまうのですが、この日私だけは呑んでいませんから、珍しく大半の料理の写真を残すことができました。ところどころ変な指先が写っているのは気にしないでください。

 

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