シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

8年通った街で最後の昼食

 

6月で契約満了となった会社での最後の昼食は、月1回の出社日によく行っていた蕎麦屋さんでした。
この街へは契約以前には行ったことがありませんでしたし、今後も恐らく行くことはなさそうなのですが、この「遠山」という蕎麦屋と、そのすぐ近くにある「一由そば」、さぬきうどんの「おにやんま」はまた行きたいお店でもあります。おにやんまはここ以外にも都内各所に支店がありますが、遠山と一由そばはここだけですから、もしかしたらそれだけのために行くかも知れません。もう一軒、近くの谷中には「谷中たんぴょう亭」という和食のおいしい店もあったのですが、こちらは残念ながら閉店してしまいました。

 

いつもここではにしん蕎麦一択だったのですが、この日は「初夏のおすすめ」という文句に誘われて、「あさりかき揚げ天せいろ」にしてみました。私は貝類・甲殻類・魚卵・タコが大好きで、しかも季節の旬な食べ物という文句に弱いのです。常に尿酸値を気にしながら生活している痛風持ちとしては、避けなくてはいけないプリン体のかたまりのような食物に限って大好物なのには困ってしまいます。しかし何故か、この分類なら漏れなく入ってくるであろうイカにはさほど興味がないのです。
今回頼んだあさりかき揚げ天せいろは、あさりがゴロゴロ入ったかき揚げが大変美味でしたし、しゃきっと締まった蕎麦も大変良かったです。いつもはにしん蕎麦で暖かい麵だったのですが、冷たい麺だと美味しさが良くわかりました。

 

 

そして食事を終えて午後の部に戻る途中で、それまで何度も前を通りながら全く気にしたこともなかった、「助平」という居酒屋と「おけつ」と堂々と貼り出した鍼灸院がこの蕎麦屋の近くにあったことに気付きました。

 

居酒屋は真面目焼鳥となっていますから、まさか「すけべい」ではなく「すけひら」でしょうか?
そもそもスケベオヤジという時のスケベは「助平(すけべい)」じゃなく「助兵衛(すけべえ)」が正しい気もしますが、
『好き者(好色者)のことを、ちょっとしゃれて「好兵衛(すきべえ)」⇒「助兵衛」となったものであり、「助平(すけべい)」ともいう。』
という説明が、何と国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベース、「レファレンス協同データベース」というところに出ていました。何でも調べられる世の中ですね。

 

また鍼灸院のほうの「おけつ」は、多分「汚血」なんでしょうが、何でわざわざひらがなで書くんでしょう。逆に居酒屋の方はひらがなの方が良いのではと思いますね。
それにしても「助平」の前を通ってすぐ「おけつ」という看板を見ると、何だかそちらの妄想をしてしまいます。

 

 

居酒屋はともかく、鍼灸院というところにはこれまで一度も足を踏み入れたことがなく、今後も恐らく無いと思います。あの細い鍼を刺されると思うだけでゾクゾクしますし、お灸の熱さも辛抱できそうにありません。
もしかしたらこれも東洋軽視、西洋崇拝の一種なのかも知れませんが、私自身、鍼灸だけでなく漢方全般への信頼感があまり高くなく、何かある場合は迷わず西洋医学のお世話になっていて、漢方(東洋医学)が脳裏に浮かぶことはまずありません。
漢方とはちょっと違いますが、整体や整骨についても同様で、どこか体の筋肉や関節が痛い場合にも、整形外科には行きますが整体院・整骨院には行かないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ