シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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柏レイソル対湘南ベルマーレ戦を観てきました。

 

17位柏レイソルと18位最下位の湘南ベルマーレの対戦を、レイソルのホーム三協フロンテアスタジアムで観てきました。最下位争いの一戦を、首位争いの天王山になぞらえて裏天王山と呼ぶらしいですが、レイソルもベルマーレもJリーグ発足当時からの古豪チームとしてはかなり情けない状況です。

 

湘南ベルマーレはフジタ工業が前身で、Jリーグ加盟当時はチーム名がベルマーレ平塚、湘南の暴れん坊を標榜した超攻撃的サッカーが売りだったようです。当時私はヴェルディ川崎のファンでしたからあまり記憶にないのですが、スキンヘッドのMF田坂和昭はよく覚えています。
その後、あの中田英寿も在籍し、この時は他にも日本代表GKの小島伸幸、FW呂比須ワグナー、韓国代表DFの洪明甫が同時在籍していましたし、現在の日本代表キャプテン遠藤航もベルマーレ出身です。しかしチーム成績は振るわず、その後もJ1とJ2を行ったり来たりしながら現在に至っています。

 

19時からのキックオフでしたから、柏駅周辺で晩御飯を食べてスタジアムに向かうことにして、柏高島屋のレストラン街で腹ごしらえをし、カフェでコーヒーを飲んで一息ついてから出発です。
通称レイソル通りは、黄色のレイソルサポーターに混じってライトグリーンのベルマーレサポーターも目立ちます。土曜日の夜の試合ですから、湘南から遠征して来ている人も多いのでしょう。そもそも湘南地区から柏までは意外と便利で、上野東京ライン・常磐線等を使って、品川か上野の一回乗り換えで最速1時間40分程で来ることができます。

 



レイソル通りの人混みを避けて一本隣の路地を歩き、20分余りで三協フロンテア柏スタジアムに到着です。Jリーグでクラブが自ら所有するスタジアムはここだけなのだそうで、命名権を取得している三協フロンテアは、建設用設備器材の製造販売の会社であり、我が家の周辺にもトランクルームなどがあります。もっと近くにあれば、レイソルファンのよしみでバイクを預けてもいいのですが。

 

この日スタジアムまでの道中は、人出のピークが過ぎていたからか思った程の混雑ではありませんでしたが、席に着いた時には周囲はほぼ埋まっていました。

 

 

この日はスポンサーでもあるローソンの企画試合だったようで、ポンタやからあげクンも来てオープニングセレモニーをやっていました。

 

試合の方は前半レイソルのエース細谷が幸先良くゴールを決め、その後も割と危なげなく後半試合終了間際まで試合をコントロールしていたのですが、80分頃DF立田が相手選手を倒してしまい、VAR判定の結果レッドカードで一発退場。その後は一人少ない状況で一方的に攻められる展開となりました。それでも7分という長いアディショナルタイムの3分過ぎまでは守備的体制に選手を代えて持ちこたえていたのですが、そこで力尽きて同点弾を許してしまいました。

 

これでレイソルは9戦連続で勝ちなし、井原新監督に勝利を届けることはまたもできませんでした。試合後は最前列に陣取った熱狂的サポーターと思しき年配男性から厳しいヤジも飛んでいましたが、それは試合後挨拶に来た選手たちが一番感じていることで、皆下を向き悔しそうでした。
関西に住んでいた頃は、甲子園球場での低迷期の阪神タイガースに対するえげつないヤジも聞いていますし、レイソルを愛するあまりというのもわかるものの、あまりの罵詈雑言はやはり聞いていて良い気持ちではありませんね。

 

 

引き分けに終わって、ベルマーレとの差を広げることはできませんでしたが、勝ち点1を加え、横浜FCを抜いて16位に順位は上がりました。
それにしても横浜FCも横浜フリューゲルスというJリーグ発足時からの名門の流れをくむチームですから、古豪チームが揃って最下位争いに沈んで苦戦していますね。

 

この日は雨も予想されていましたのでレインコート持参だったのですが、途中パラパラと降ったくらいで済みましたから助かりました。明るい照明に照らされた緑のピッチはとても美しく、この時期涼しい夜風に当たりながらのナイター観戦は最高です。
これに味をしめて、次回セレッソ大阪との8月の対戦も申し込み完了しました。

 

 

 

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