シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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愛猫クー&ロクの合同慰霊祭に行って来ました。

 

我が家の愛猫(だった)クー・ロクが眠っているペット霊園で、毎年春秋の2回実施されている合同慰霊祭に、一人暮らしの息子も帰ってきて家族4人で行って来ました。

 

ロクは今年の正月2日に亡くなりましたからまだ1年経っていませんが、もう2回目の慰霊祭となり、10年前に亡くなったクーはコロナ禍で中止となった期間を除いても既に十数回目の慰霊祭となります。時の経つのは早いものです。

 

クルマでないと不便なところにある霊園には朝早くから多くの参列者が詰めかけます。普段は利用客も少ない最寄り駅のタクシー乗り場にもこの日ばかりは行列ができ、霊園まで往復する専用車両も用意されます。慰霊する側も高齢の方が多く、免許返納した方もいらっしゃるのでしょう。

 

合同慰霊祭の日は毎年なぜか雨が多く、参列者も難儀するのですが、この日は前日から一気に秋の気配となった涼しい空気と秋晴れの空で、とても気持ちの良い日でした。
混まない内に朝早く行こうと相談して、11時からの僧侶による読経が始まる前にお参りを済ませました。
我が家のクー・ロクと義父母宅の愛猫だったクロのお参りを済ませたのが10時55分、ギリギリで間に合いましたが、続々と人が集まってきており、駐車場整理の方は大忙しでした。

 

 

まずはちょっと離れたところで合同供養されているクロにお参りし、それから卒塔婆を受け取ってクー・ロクのお参りです。クロはかなり前に亡くなりましたのである時期から合同供養に移したのです。
卒塔婆を見ると、「畜生」という文字が読み取れます。確かに犬猫を畜生と呼ぶことは間違いではありませんが、何だか蔑称だと感じられて以前からあまりいい気持ちはしていなかったのです。
今回この卒塔婆に書かれている「汝是畜生発菩提心」という文言を改めて調べてみると、ちゃんとした仏教の経典からの言葉であることがわかり、ちょっと安心しました。仏語とはいえ、畜生という言葉自体に今の時代いい印象がないのは事実ですが、まあ犬猫をはじめとしたペットをまつる霊園が平気で蔑称を使うことはないでしょうし、、。

(「梵網経‐下」に説く第四五軽戒の、常に大悲の心を起こして衆生を教化するよう戒めたことばから) 仏語。畜生に対して、おまえは畜生であるが菩提心を起こせと教えることば。 ー出典ー 精選版 日本国語大辞典

お参りの後は義父母たちと合流し、慰霊祭の報告を兼ねて昼食会です。高齢にもかかわらず焼肉が食べたいとのご要望にお応えして、3世代6人で焼肉を食べに行って来ました。お二人とも健啖で結構なことです。御馳走する積りが逆に御馳走してもらうことになってしまい恐縮しましたが、実子である妻は平気な顔です。まあそんなもんでしょうね。義父母も孫の顔を久しぶりに見ることができて喜んでいましたし、秋晴れに恵まれた良い休日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

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