シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

R1200Rソロツーリング:何と4か月ぶりの稼働、いつもの房総へ

 

秋晴れのこの日、本当に久しぶりにバイクに乗りました。
過去のブログ・写真の記録によれば、6月にお馴染みのKさんと茨城県の竜神大吊橋までツーリングしたのが最後だったようですから、実に4カ月近くも放置状態だったことになります。

 

まあ今年の夏は異常な暑さで、炎天下バイクに触る気もしなかったというのが一番の理由なのですが、それ以外にも車中泊旅に備えてハイエースを手に入れたことも大きいです。新しいオモチャを手に入れた子供と一緒で、そちらに夢中になってしまい、バイクへの関心が薄れてしまっていました。

 

R1200RとFTR223のどちらにするか考えたのですが、やはり長兄であるR1200Rからだろうということになりました。今回はバイクに乗ることが目的で、どこへ行くというあてがある訳でもないですから、そんなツーリングには身軽なFTRの方が向いているような気もしたのですが、、。
10時頃のんびり出発。長期間放置していたのにセル一発で始動してくれ、頼もしい限りです。

 

 

あてのないツーリングならばやはり私の場合は房総半島内陸部という事になりますので、コースのすぐ近くにある印旛沼畔のコスモス畑に寄って行くことにしました。
いんばコスモスの里という、地元の有志が描いたような素朴な看板が掲げられたコスモス畑なのですが、有名なネズミのキャラクターが描かれているのは、著作権に異常にうるさいこの会社に知られると面倒かも知れません。写真は控えておきます。前回の牧の原公園も満開でしたから期待して行ったところ、予想通り満開でした。
しばらくは私一人で独占状態だったのですが、少ししてジムニーの年配男性が本格的な一眼レフを携えて登場し、色々なアングルで真剣に撮影し始めました。

 


そこからいつもの直線農道を抜けて田舎道をのんびり走り、茂原市の殆ど廃墟化している市営団地の中を静かに走り抜けて小湊鉄道の月崎駅にたどり着きました。

 


月崎駅で一休みしながら観光図を見ていると、あの有名な「チバニアン」がここからすぐ近くなのを知りました。この周辺には何度も来ていますが、ちっとも知りませんでした。元々当てのない旅ですからこの機会に寄ってみることにしたのですが、チバニアンが何なのか実は良くわかっていませんでした。学生時代は地学には殆ど興味が持てず赤点ギリギリ、最近ブラタモリを見るようになって、多少は興味を持ち始めた程度なのです。

 

砂利敷きの駐車場に注意しながらRを停め、ビジターセンターに寄ってみると、この日は休館日なので自由に見学して下さいと、小学生の遠足対応の準備をしていた係の方に教えられました。
駐車場から結構な急坂を下り、途中突然の蛇の出現に怯えたりしながらようやく河原の現場にたどり着きましたが、正直現場に立っても、豚に真珠とか猫に小判という言葉が頭に浮かぶくらい感動は薄く、案内表示を読んで何とかその意義を少し感じられた程度の情けない見学者でした。興味のある方は写真を貼っておきますのでお読みください。ちなみに写真の記念プレートは「ゴールデンスパイク」と呼ばれる正式のモニュメントで、市原市が勝手に作ったりしているものではありません。
最近の水害で周辺にはかなり被害が出たらしく、復旧工事が進んでいるようでした。

 


そこからまた走り始め、久留里を抜けて房総スカイラインで鴨川に向けて走っている途中で、そろそろ帰らねばという時間となりましたので、久留里街道にそれて北上を開始し、亀山湖、大多喜を経由して18時半頃帰宅しました。
この日は途中コンビニで飲み物を買っただけで昼食も食べませんでしたから、正味8時間くらいは走っていたと思います。走行は280kmでしたから平均速度は35km/h、まあこんなものでしょう。
暑くもなく寒くもなくの秋晴れの下でのツーリングで最高でしたが、調子に乗って休まず走りすぎたので、肩は凝り、暗くなって寒くなりで最後の頃はちょっと後悔しました。
沿線の住宅街を抜ける時、かすかに金木犀の香りがして秋を感じましたが、今年は例年より遅い気がしますし、香りも弱いような。厳しかった残暑のせいでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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