シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

ハイエース秋の旅6日目:熊本~大分~愛媛

 

阿蘇で2泊し、この日は叔父叔母たちを熊本駅まで送り届けたら、私は一路四国を目指します。四国での中学校同窓会出席の前に、親しい友人と高松で会い、岡山に父の墓参りに行ってまた四国に戻るという行ったり来たりの行程です。

 

朝8時半にチェックアウトして、まずは近くにある阿蘇神社にお参りに行きます。やはり阿蘇に来たらここにお参りせずに帰る訳にはいきません。
熊本大震災で崩落した楼門は二層式で、茨城県の鹿島神宮、福岡県の筥崎宮と共に日本三大楼門とされるほどの立派なものです。昨年来た時には工事用の覆いで囲われていたのが、今年ようやくその姿を拝めるまで復旧していました。7年ぶりに今年12月には完成の予定だそうです。

 

 

阿蘇神社にお参りした後は近くの産直市場で阿蘇名物の高菜漬け等を思い思いに購入し、熊本駅に向かいます。
阿蘇に来れば、中岳まで登って草千里やできれば火口を見て来ること、阿蘇神社にお参りすること、外輪山の北側部分にある絶景ポイント「大観峰」に行くこと、この3つがお約束ですので、帰路阿蘇神社から北上して外輪山の尾根を走る絶景道「ミルクロード」に入り、大観峰を目指しました。ただ元気な叔父叔母たちもさすがに高齢化していますので、駐車場からもかなりの距離があり、しかもアップダウンのきつい大観峰はやめて、ミルクロードを熊本寄りに少し行き過ぎたところにあるビューポイントで外輪山に囲まれた広大なカルデラ内の景色を楽しむことにしました。
ここならクルマから降りて数歩で絶景を楽しめますし、なんならクルマに乗ったままでも大丈夫です。来年以降はここで十分ですね。

 

 

ここまででもまだ10時になっておらず、熊本発14時前の新幹線には十分すぎるほど余裕があります。早めに行って熊本駅で昼食ということにして、ここからまたミルクロードを走り、11時には熊本駅に到着しました。
昼食にも早すぎて、皆まだお腹も空いていませんでしたから、叔父叔母たちは新幹線の指定を早い便に変更して、車中で昼食とするということにして、この時点でお別れすることにしました。私がこの後大分まで走り、愛媛県まで今日中に行く予定だということは叔父叔母共に知っていましたから、少しでも早く向かえるようにとの配慮だったんでしょう。

 

この時間に熊本駅を出発できれば楽勝のはずなのですが、この日実は14時からリモートで打ち合わせが入っており、どこかの駐車場にクルマを停めてネット接続する必要がありました。
結果的に、阿蘇を過ぎ、やまなみハイウエイを走って大分県境までもうすぐという所にある、「瀬の本レストハウス」で14時となり、ここで1時間半ほど打ち合わせをしました。
このやまなみハイウエイは、幼い頃瀬戸内海航路の客船で大分県の別府に着き、そこから阿蘇に向かう時にいつも通った思い出の道でもあり、走って良し眺めて良しの、人気の道ですからこのまま別府まで向かいたかったのですが、当初30分程度の予定が大幅に延びましたので、ここからやまなみハイウエイをそれ、3日前に竹田市から阿蘇に向かった道を逆行して四国行きフェリーの臼杵に直行することにしました。
それでもかなりの時間が掛かりやきもきしましたが、何とか目的の18時前の便に間に合い、20時半頃愛媛県の八幡浜港に上陸しました。

 


八幡浜からは一路松山方面に向かって下道を走ったのですが、八幡浜から松山までの山間部の道は交通量も少なく真っ暗なので途中心が折れ、松山手前の「道の駅なかやま」というところで車中泊することにしました。
この日は入浴の余裕もなく、夕食もフェリーの船中で食べたチャンポン麺と道の駅の直前にあったローソンで調達した軽食で済ませ、すぐ眠りました。
山間部の寂しい道の駅でしたが、トラックや乗用車が数台朝までいましたので、怖いということはありませんでした。

 

 

 

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