シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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ハイエース秋の旅13日目:和歌山

 

前夜疲れ果ててたどり着いた「道の駅 柿の郷くどやま」で目覚め、この日は高野山に向かいます。
九度山からはクルマで40分程の距離ですが、結構な山道を延々と登ってたどり着く高野山は、山上に開けた一大仏教都市で、檀上伽藍、奥之院が二大聖地です。
昔徒歩でこの山道を登って来た信者の人々は、坂を上り切って顔をあげるとまず大門の威容を仰ぎ見る形となりますし、その後大門をくぐって檀上伽藍や周囲に密集して建つ寺院群を目にすれば、それだけで仏の世界に迎え入れられた感覚になっただろうと思います。

 

平日だったのですがかなり観光客は多く、駐車場待ちの車列もできていました。
運良く檀上伽藍近くの駐車場に最後の1台として滑り込むことができましたので、まずは目の前の檀上伽藍から高野山散策開始ですが、この日は10時からリモートでの打ち合わせ予定がありましたので、それまで車内で途中のコンビニで買ってきたコーヒー・サンドイッチなどを食べながら待機し、11時過ぎに打ち合わせを終えて出動しました。

 

 

愛染明王を祀る愛染堂では護摩供養が行われていました。前回バイクで来た時はまだコロナ前でしたが、この日の観光客数はその時に劣らない程で、ようやく元に戻ってきた感じ。紅葉も見頃を迎えていて、松などの常緑樹との対比がとてもきれいでした。
その後奥之院に向かったのですが、徒歩ではかなりの距離があり結構疲れました。この日は結局2万歩以上歩くことになったのですが、考えてみれば前回はバイクでしたから、大門前や檀上伽藍前、奥之院前と割と自由にバイクを停めることができ、そんなに歩いていなかったんですね。

 

 

奥之院からまた徒歩で駐車場まで戻ってもまだ14時過ぎだったのですが、上で書いた通り既に2万歩以上歩いて疲れていましたし、朝食が遅かったものでお腹も空いていません。そこでこの日はこのまま宿泊地に向かうことにしました。

 

宿泊は前日と同じ九度山の道の駅での連泊としました。翌日は奈良市で住む友人宅に行くのですが、九度山から奈良市までは1時間余りあれば行けそうでしたし、奈良市までの経路上に寄ってみたいところもありましたので、もう一度ここに泊まって、前日できなかった洗濯や入浴をしてのんびりしようと思ったのです。

 

九度山の街にコインランドリーはいくつもありましたので、駐車場が広く新しそうなところを選び、洗濯を待つ間に、時間に追われて二日間隔のアップが間に合わなくなりつつあったこのブログを少しでも書き溜めることにしました。
当初は宿泊地を決め、夕食から寝るまでの間にブログを書けばいいと思っていたのですが、車中泊では想定以上に早寝してしまい、それができないことが多かったのです。
ただ、この旅の半分近くは親戚や家族、友人とホテル泊をすることになりましたので、そんな時は酒さえ飲んでいなければブログを書くことができ、それでやっと追いついていました。

 

洗濯が終われば次は入浴です。日帰り温泉もいくつかあったのですが、地元の人御用達らしき入浴料300円!の風呂がありましたので行ってみることにしました。値段が値段だけにさほど期待もせず行ったのですが、地元産の杉(?)の大木をふんだんに使った建物で雰囲気もとても良く、サウナ・露天風呂付きでこの料金は破格だと思いました。

 

 

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