シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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胃カメラ検査を受けました。

 

半年ほど前から胃もたれが続き、消化器内科の診療を受け薬も貰っているのですが、中々軽快したと言える状態に戻りません。

 

消化器内科の先生からは、重篤な疾患(胃がんとか)の可能性はまずないのでこのまま様子を見ようといわれ、それに従ってきたのですが、結構長引いていますので一度胃カメラで内部を見てみることになりました。

 

胃カメラは年一度の人間ドックで毎年受けているのですが、前回の人間ドックからは1年近く経過し、今年の人間ドックは更に3カ月先です。私自身もずっとモヤモヤしているのは嫌ですし、その翌週からは旅に出る予定だったので、何も無いなら無いではっきりさせたかったですから。

 

この病院は自宅近くのかかりつけの病院で、消化器内科をはじめとして長年多くの診療科でお世話になっています。一方人間ドックの方は現役時代に会社で契約していた都内の病院で今も受け続けていて、正直今回のようなケースでは別々の医療機関で受診していることの不便さがあり、できれば最寄りの病院に人間ドックもお願いしたいのですが、従来の病院に過去の履歴が残っており、その結果により受け続けている定期検査もありますので、なかなか踏み切ることができずにいます。

 

私は胃カメラがとても苦手で、最初に受けた胃カメラ検査で吐きそうになってかなり苦しい思いをしましたので、その後はいつも麻酔をした状態で検査を受けています。目が覚めたら終わっているというのは大変ありがたいのですが、検査後は麻酔が残っていますので1時間程度は横になって安静にする必要があり、当日はクルマにも乗れません。

 

今回も迷わず麻酔での検査をお願いしたのですが、検査前に麻酔薬注入用の針を血管に刺すのに大変手間取ってしまい、結局4か所でチャレンジしても血管に針が通らないという事態となってしまいました。
元々私の腕の血管は細く更に奥に隠れているのだそうで、血液検査などでも採血する人は皆さん苦労されているので、何度かやり直しとなる事には慣れているのですが、それにしても4回も試みて成功しなかったことはありません。最近の注射針は細いですからさほど痛くないとはいえ、全く無痛な訳ではないですし、刺した後血管を探るのにグリグリされるとやはり痛いです。翌日両腕4か所には見事な青タン(最近聞きませんね?死語?)ができていました。
4回目で失敗した後、私も針を刺す人も双方共もう勘弁してくださいという感じになり、結局麻酔無しでの胃カメラ検査となりました。

 

そして、喉を若干しびれさせる薬を噴霧し、意識があるままでの多分人生2度目の胃カメラ検査でしたが、意外といけました。時折うっとなりはしますが、吐きそうになるまではいかず、看護師さんからはお上手ですねえと盛んに褒め言葉をいただきました。ただ、あまりに褒められるので、これは針が刺せなかった後ろめたさを隠すためなんじゃないのか?と邪推してしまいましたね。

 

意識はありますから、検査後すぐに医師からの説明があり、若干炎症的なものがあったので生検にまわしたが、悪性とは思えず、まず心配ないだろうとのことでした。
後日消化器内科の主治医からの説明も同様で、胃というのはストレスに大きく影響を受けるので、調子が悪いと思い込むことで更に悪くなることもあるよと言われました。

 

自分ではそんなに繊細な人間だとは思っていないのですが、気にし出すと気になるというのはその通りで、この検査を受けていたおかげで、その翌日から出かけた半月余りの一人旅でも、胃の事は殆ど意識せず過ごすことができました。

 

 

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