シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

HIACE:タイヤチェーンと初めてのスタッドレス

 

温暖な四国で生まれ育ち、東京・千葉より北で暮らしたことのない私は、雪道や凍結路での運転はすこぶる苦手で、雪や凍結の恐れがあるところにはまずクルマでは行きません。ですから冬になってもスタッドレスタイヤに履き替えるという習慣はなく、これまで一度も経験していません。レンタカーも冬場の北国ではまず借りませんから、スタッドレス装着車の運転自体これまでしたことが無いと思います。


とはいっても首都圏でも年に一度や二度は積雪がありますし、そんな時はクルマには乗らないと決めてはいても、外出中に急な降雪となる場合も考えられます。ですから万一に備えてタイヤチェーンだけは用意していて、冬場はトランクに積んでおくようにしています。

 

実際、十数年前の12月に家族旅行で草津温泉に行った時、首都圏は温暖でその日は雪の気配すらなかったのですが、草津はやはり別世界で、翌朝起きてみると一面の銀世界、ノーマルタイヤではとても走れる状態ではありませんでした。それでもチェーンを巻けば大丈夫だろうと思って巻き始めてみると、サイズが全く合いません。その時は初代ステップワゴンに乗っていたのですが、その前のゴルフⅢのチェーンが何故か使えると思い込んでそのまま積んでいたという大失態。ステップワゴンは15インチ、ゴルフⅢは14インチのタイヤですから合わないのは当然なのですが、何で使えると思い込んでいたのか今でも謎です。ホテルの前で悪戦苦闘している私を見かねて、ホテルの方が近くのスタンドまでタイヤチェーンを買いに行ってくれて事なきを得ましたが、それ以来タイヤチェーンのサイズには敏感になりました。(当たり前ですが、、)

 

無事チェーンを巻けて出発できました。

まだ定期的に四国の実家に帰省していた独身の頃、関東より温暖な四国でも数年に一度は積雪があり、そんな時はタイヤチェーンを巻いて走らざるを得ませんでしたから、タイヤチェーンの巻き方くらいは習得していたのですが、そんな時はガソリンスタンドやカーディーラーのタイヤチェーンが一斉に品切れになり、チェーンを入手できずに走っていた車が道路わきの田んぼに落ち込んだり、道の真ん中で立ち往生したりして交通は大混乱、結局目的地にたどり着けず引き返すということも多かったです。

 

今POLO用に持っているのは、Yeti(イエティ)というネットタイプのもので、その前に乗っていたトゥーランから引き続き同じものを使っているのですが、前回の過ちは繰り返さず、ちゃんとトゥーラン用はヤフオクで売却し、適合サイズを購入し直しました。

 

 

ハイエース用には購入時にスタッドレスをおまけで付けてくれていたのですが、こんな感じの軟弱ドライバーですからあえて雪や凍結の恐れのある所に出向くことも無いだろうと思います。ですからもらったスタッドレスも使う積りはなく、万一の備えとして安いスチール製のチェーンを買って載せていました。

 

ところが、来春の桜旅の事を色々考え始めてみると、カンザクラや河津桜も対象とするならまだ早春という寒い時期に行動を始めることになりますし、ソメイヨシノ限定だとしても北海道の開花は4月下旬から5月上旬となっていて、まだまだ凍結の可能性のある時期だということがわかって来ました。それならばせっかくもらったスタッドレスを活用しようかという気になり、人生初めてのスタッドレス装着に行って来ました。

 

近くのカー用品販売店に予約を入れ、バイクを保管しているトランクルームに押し込んであったスタッドレスを積み込んで出発しましたが、ホイール付のタイヤって結構重いですね。ハイエースは積載場所に困ることもありませんし、POLOのようなハッチバック車もリアシートを倒せばそれなりに積めますが、コンパクトなセダンにこれを4本積み込むのは大変だなと思いました。

 

千葉県で既にスタッドレスに履き替えているのは北関東も守備範囲としている一部の営業車だけみたいですし、タイヤ交換の予約も殆ど入っていませんでしたから、すぐに受け付けてもらえて、無事スタッドレス装着が完了しました。
ホイールがアルミとなってこれまでより少しカッコ良くなりましたが、まだ自宅に帰ってきただけですので走行中の感覚の変化とかは良くわかりません。そして現金なもので、スタッドレスにしたとたんに、ちょっと雪でも降ってくれないかなと思い始めたところです。

 

 

 

 

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