シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

ハイエース:桜旅の車中泊仕様

 

ハイエースが納車されてからの走行距離が7,000kmを超えてきましたので、先日3月からの桜前線を追う旅に備えてオイル交換をしてきました。
これで出発の準備はスタッドレスへのタイヤ交換含めほぼ完了しましたので、今回は車中泊用に整えた備品等について紹介したいと思います。

 

この桜前線旅を考え始めた1990年代終わり頃には、キャンピングカーを手に入れてそれで日本中を回りたいというのが夢で、「GARRRV(ガルヴィ)」というキャンピングカー・アウトドアの雑誌などをたまに買っては妄想していました。こんな変な誌名だったので憶えているのですが、これは当時結構売れていたオフロードバイク雑誌「GARRRR(ガルル)」の姉妹誌として発行されたからのようで、今ではアウトドア専門誌となって「GARVY」と、普通の綴りになっています。
まあ子育て真っ最中の我が家でキャンピングカー購入の許可が下りるはずもなく、当時購入した初代ステップワゴンで、専用室内テーブル・カーテン等を装備して、フルフラットシートで車中泊の真似事などをしていました。

 

私の社会人生活も一区切りつき、旅実現の可能性が高まってきた数年前から、本格的に計画を立て始めて、まず車両についてはキャンピングカーを早々に断念し、ハイエースやキャラバン等のワンボックスを車中泊仕様にして使う事に決めました。
一番大きな理由はやはり経済的な面。安い中古車でも400~500万円は覚悟しなくてはならないでしょうから、隠居後の身には不相応な買い物ですし、それを下手したらワンシーズンだけのために買う覚悟もできませんでした。
二つ目は運転への不安。車体が大きくなることへの不安はさほどなかったのですが、側面や背後の視界が殆ど無くなるキャンピングカーを取りまわせるのかが不安でした。
そして三つ目が自分の旅スタイルに快適装備のキャンピングカーが必要なのかどうか。独身時代、殆ど外食だった一人暮らしの部屋は、帰ったらすぐ寝る、起きたらすぐ出かける、まさに寝るだけの部屋でした。ならば今回の車両も最低限気持ちよく寝られる装備さえしておけばOKなのでは?ということでした。

 

ですから昨年夏購入したハイエースの車中泊装備は最低限寝られることだけに特化し、荷物収納用のクリアボックスを並べた上に板を敷いて寝ることにしたのですが、真夏の東北旅で不備・不満が続出、結局ベッドキットを荷室に取り付けることにしました。その上にベッド用のマットを置き、基本的には自宅と同じ寝具で寝ます。
セカンドシートはそのままとして、その前にテーブルをセットし、ここが実質的なリビングとなります。買い込んだ食料を食べたりPC作業をするスペースなのですが、後ろのベッドスペースに寝っ転がることもあるでしょうね。
運転席との仕切りには市販の布を突っ張り棒でカーテン代わりに掛けて目隠しとします。前席にも窓用のサンシェードはあるのですが、着脱が面倒ですのでこういう形にしました。これだと前席3枚分の着脱が無くなりますし、荷室側5枚のサンシェードも運転中視界の妨げにならない位置の3枚は常時つけっぱなしで、寝る時に2枚だけ取り付ければ良い状態にしています。

 


ただ寒い時には寝具にくるまって早々に寝ればいい(電気毛布は買いました。)のですが、暑さはどうにもなりません。これは真夏の東北旅で痛感しましたので、暑さ対策としてポータブルエアコンを購入しました。エコフローというポータブルバッテリーと同じメーカーの製品です。ただ桜旅だけでクルマを処分するのならこのエアコンは無用の長物となる訳で、このあたり楽しくなってつい買ってしまった、という感が強いです。エアコンは写真を撮り忘れましたので、Amazonのページで。

 

 

食事は外食主体ですが、コンビニやスーパーで買ってきたものを車内で食べる事は多くなるでしょうから、ポータブル冷蔵庫とIHコンロも用意しました。お湯を沸かしてカップ麺、ということもできますし、コーヒーくらいは飲めます。その他ソロキャンプ用のグッズは積み込んでいますので、気候が良い時にはキャンプもしたいですし、ポータブルバッテリー等の充電は、走行中のシガーソケットからの給電だけではまかなえないことも多そうですから、適宜ビジネスホテルやRVパークでの充電目的も兼ねた宿泊が必要になりますね。

 

 

いよいよこれからは、桜の開花情報をにらみながら、いつどのコースで走り始めるのかを考え始めなければなりません。段々楽しみになって来ました。

 

 

 

 

 

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