シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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映画:ゴールデンカムイ実写版を観て来ました。

 

今月の初めに「ゴジラー1.0」を観た、流山おおたかの森のTOHOシネマズで、「ゴールデンカムイ」の実写版を観て来ました。昨年日比谷で観た「キングダム」の実写版と同じく、原作のコミックから読み始めてアニメに移り最後は実写版、というパターンです。元々漫画やアニメ原作の実写版はイメージが壊れそうであまり見てこなかったのですが、前回のキングダムが思いの外面白かったので、主演が同じ山﨑賢人という事もあって観てみる事にしました。

 

前回のゴジラでは、IMAXレーザーという映像・音響が売りのスクリーンでしたから、いかにも音響の良さそうなホール中央部の席を選んだところ、私と同じように考えたらしい人と鉢合わせすることになり、ガラガラの館内で大の男が4人肩を並べての映画鑑賞となってしまいました。
今回もIMAXレーザーだったのですが、前回に懲りて中央部のいかにも音響が良さそうな席は止め、ずっと前方の席にしました。結果、前後左右には誰もおらずゆったりはできたのですが、あまりに前過ぎて今度は目が疲れてしまいました。ゴジラと違って音響にはさほど左右されない映画でしたから、もっと後ろで左右の端に寄った席にすれば良かったのですが、このスクリーンは600円の別料金がかかりますので、そもそも通常スクリーンで良かったのかも知れません。

 

ゴジラの時はまだ冬休み中でしたからお祖父ちゃんお祖母ちゃんらしき人と孫たち、という組み合わせが多かったのですが、この日は単なる平日ですから子供たちの姿はなく、大半が若者で、どちらかといえば閑散としていました。まあ平日昼間はこんなものでしょう。

 


主人公役の山﨑賢人はまあ予想通りで、原作をなかなか忠実に再現していたと思います。また玉木宏や舘ひろしもはまり役でしたし、その他の登場人物も納得の役者さんが多かったです。
ただ、もう一方の主人公であるアイヌの少女は、漫画・アニメではとても可愛い色白の少女として描かれていましたので、実写版も楽しみだったのですが、映画の冒頭で画面一杯にアップされた顔は、山田杏奈という女優さんには悪いですが、かなり違和感がありました。それもあって若干引き気味に観始めたのですが、彼女の演技や表情はとても魅力的で、どんどん引き込まれて行きました。結局適材だったんだなあというのが観終えての感想です。

 

原作にもコミカルな場面は多々あるのですが、これらもほぼ原作に忠実に再現されていました。ただとても残虐な場面やおどろおどろしい場面、映倫ではとても許可されないような数々の発言も原作にはあり、それをどうするのかなと思っていたら許容範囲と思われる程度に薄めて表現していました。まあ当たり前ですが、、。
そして一番残念だったのは、ヒグマやオオカミ、リスなどの動物の表現です。オオカミだけは多少マシでしたが、いかにも作り物で迫力も生き物らしさもなく興ざめでした。

 

映画を観た後、次回上映作品のパンフレットを眺めていて、3月1日から「52ヘルツのクジラたち」という作品が公開されることを知りました。原作は2021年の本屋大賞第1位作品で、昨年秋あるブログで紹介されていたことから興味を持って読み始めたのですが、たちまち引き込まれて一気に最後まで読み終えました。その時すでに今春の映画化と主演の杉咲花は発表されていましたが、彼女は演技派ですから、どんな作品になるのか楽しみです。

 

 

 

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