年明け早々に受けて来た人間ドックの結果が届きました。
当日、検診の最後に医師からの速報的な説明はあるのですが、まだ結果が出ていない検査もあり、それらも含めた総合所見を受け取るには通常でも数週間かかります。
結果はまあ検査当日医師から聞かされたことから大きく外れたところはなく、重篤な問題はなさそうですが、いわゆる生活習慣病については多く当てはまる項目があり、困ったものです。
生活習慣病は、以前は成人病と呼ばれていて、加齢とともに発症・進行するものとされていました。 しかし、実際は運動不足や飲酒・喫煙・不規則な生活など、子どものころからの生活習慣が原因となって発症することが分かり、最近では生活習慣病と呼ばれるようになったのだそうです。そういえば、成人病医学センターとか成人病健診センターとかいう施設名としては残っていますが、最近では成人病という呼び名は使われなくなりましたね。
まず軒並み数値が悪いのは糖代謝の項目で、ついに糖尿病予備軍と記載されてしまいました。身内には糖尿病を患った人も多いですから、血筋的にもやはり最も注意すべき項目ですし、炭水化物や甘いものは控えなければいけません。
脂質代謝ではコレステロールと中性脂肪が基準越えでしたが、尿酸値は基準内でした。
コレステロールと尿酸は既に投薬治療中なのですが、それにもかかわらずコレステロールは基準を越えてしまいました。中性脂肪も基準超えですから、年末年始で肉などの料理を盛大に食べてしまった影響が大きいとは思うのですが、、。
生活習慣病改善となれば食事制限と運動の習慣化は必ず指示される事ですが、運動はともかく食事については、糖質と脂質、コレステロール、そして尿酸値にも気を配るとすれば一体何を食べればいいの?という事になってしまいます。
高糖質な食品としてあげられているのは、穀類、イモ類、果実類、菓子類など、高コレステロール食品は、卵 、鶏・豚・牛レバー、あん肝 、さきいか、うなぎの蒲焼 、海老など、高脂質な食品は、油脂類、バター、 牛肉・豚肉などで、最後に痛風の元凶とされるプリン体を多く含む食品は、煮干し、かつお節、あん肝・白子、干し椎茸、干物、レバー、海老など、とされていました。
となると、ご飯や麺類、イモ類の主食系も、牛肉や豚肉、レバー、干物類、卵も、甲殻類や魚卵、スルメなどの珍味系も、デザートや果物類の甘味系も控えなければならず、極端な話、積極的に食べていいのは魚と根菜以外の野菜だけですから、ご飯をほんの少しと魚と葉っぱだけ食べてろと言われているようなものです。
しかし、これを律儀に守っていると人生の楽しみが殆ど失われてしまいますし、そんな極端な食事制限が必要なほど悪化している訳でもありませんので、まずは血筋に多く発症者のいる糖尿病を最優先に考えて、まずは軽度の食事療法に努めようと思っています。
ただこれまでも、分かっていながらつい欲望に負けて、という事が繰り返されているのが実態ですから、肝心なのは継続です。