シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

桜旅3・4日目:愛知県伊良湖から和歌山県那智勝浦、そして一気に愛媛県八幡浜まで

 

桜旅2日目の夜は行ったり来たりして、結局愛知県田原市の市街地にある「道の駅田原めっくんはうす」で車中泊しました。着いたのが20時半過ぎで、就寝態勢に入ったのは日付が変わる頃でしたから、この日目覚めたのは7時頃でした。夜中トイレに起きたときには左右のスペースも埋まっていたのですが、既に両隣とも出発していて、駐車場はガラガラ、しかし私はそこからまたのんびりシリアルとコーヒーの朝食を車内で食べて、8時頃ようやく出発しました。

 

 

8時10分伊良湖発の第1便には既に間に合いませんでしたが、第2便は9時30分ですから少し余裕がありました。そこで前日行ったり来たりした際に気になっていた菜の花畑に寄ってからフェリー乗り場に行くことにしました。桜旅なのですが最初の見物は菜の花です。海岸のすぐそばだったのですが、この日は風はまだ強いもののとても良い天気になり、太平洋がとてもきれいでした。

 

 

伊良湖から鳥羽までのフェリーは思った程には揺れず快適でした。思った以上の好天気でしたから鳥羽に着いてからはまず伊勢志摩スカイラインに登ってみることにしました。絶景を堪能した後は朝熊山(あさまやま)の山頂で伊勢うどんの昼食、我が郷土の讃岐うどんとは別物ですが、これはこれで旨いです。

 


朝熊山から下ると伊勢神宮の賑わいの中に出ますが、この日は先を急ぎますので素通りです。
午後はひたすら紀伊半島の東岸を走る国道42号線(愛知県からフェリー路線を含めずっとR42です。)を南下して三重を抜け、和歌山の行けるところまで行って宿泊地を決めるつもりでした。淡々と走って、16時頃に那智勝浦あたりまでは行けそうだと目途をつけ、「道の駅なち」で車中泊と決めました。そしてその前に風呂ですが、ちょっと内陸に入ったところに「湯ノ口温泉」という日帰り温泉を見つけ行ってみることにしました。

 

そして、海岸線を離れて山中に入り込むと、山桜がきれいに咲いているのを多く目にするようになってきました。なかでも白い山桜とは違ってピンク色のきれいな桜が目に付いたのでクルマを停めてみると、「くまのさくら」というのぼりが立てられていて、日本固有の新種として新たに発見された桜なのだそうです。

 

 

また、温泉自体はとてもいい湯だったのですが、そこまでの道が対向もできないような細い山道で、それにはかなり苦労しました。結果かなりの時間を要してしまい、道の駅に着いたのは19時を回っていたのですが、既に車中泊態勢に入った本格キャンピングカーや私のようなワンボックス車中泊派が10台以上もいましたので、うるさくしないようにそっと場所決めをして、途中のコンビニで調達してきたおにぎりや総菜で夕食として、そのまま就寝しました。


 

翌日は、一気に四国に渡り、徳島から高知に向かう予定だったのですが、まずは那智の滝を見物してから出発です。以前バイクツーリングで那智大社には来ているのですが、那智の滝は境内から遠目に眺めただけで素通りしてしまったのが心残りだったのです。

 



那智の滝は期待通りの大迫力で満足だったのですが、そのせいで出発が遅くなり、当初予定通り紀伊半島の海岸線をぐるりと回って和歌山港を目指すなら、便数が少ない徳島行きのフェリーは夕方の便になってしまいそうで、その場合はもう徳島泊です。家を出てから既に4日目であり、この調子では九州に着いた時既に桜が終わっていた、という事にもなりかねません。そこでここはナビが指示する最短ルートを取り、新宮まで少し戻って熊野本宮に向かう国道168号で内陸を和歌山市に向かうことにしました。結果として内陸で沿道の山桜を堪能出来て良かったですし、昼一番のフェリーにも余裕を持って間に合い、和歌山ラーメンも食べられました。

 

 

ここまでの行程が遅れ気味でしたので、フェリーの中で以降の作戦を練り、今回四国は通過のみとして、九州上陸を最優先することに決めていたのですが、徳島港に着く前から海が荒れ始め、徳島ではかなりの雨風でした。観光気分にもならないような空模様はむしろ好都合ですので、四国内はすべて高速を使用して一気に九州行きのフェリーが出る八幡浜まで走り切ることにしました。
途中香川県の豊浜SAというところで、せっかく香川にきているのですから讃岐うどんで軽く夕食としました。四国は通過のみで桜も見られませんでしたが、徳島・香川の名物麺を食しましたのでまあ良しとしましょう。

 

 

最初はこの日も最寄りの道の駅で車中泊の積りでしたが、強い雨風の中、ひたすら暗い高速を走り続けたので疲れてしまい、直前で八幡浜のビジホをネット予約して泊まることにしました。当日19時過ぎでの予約でしたから空きが殆ど無く、昭和風情たっぷりの古びたホテルとなりましたが、風呂付でベッドで寝れるだけで十分です。21時過ぎにチェックインし、コンビニ調達してきた食べ物で小腹を満たした後風呂に入り、そのあと1時過ぎに眠りました。車中泊なら夜更かししないのですが、ホテルの部屋だとしょうもないTVをダラダラ見たりしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ