シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

息子の旅立ち

 

先日来、息子の引越しについて何度かブログを書いていましたが、一昨日いよいよ出ていきました。まあ都内それも東部ですから、千葉北西部の我が家とは目と鼻の先といってもいい位なのですが、それでも「じゃあ。これまでお世話になりました。」と出ていく姿に、ちょっと感傷的になる私。家内も娘も所用で出かけており、見送るのが私一人だったこともあります。

私が遅く結婚したものですから、長子である彼でも39歳の時の子供であり、歳取ってからの子供である分、人様よりも感傷は深いのでしょうか。元々私には結婚願望は殆どなく、このまま独身でいくのだろうと思っていたのですが、たまたまの巡り合わせで出会った家内と結婚することになったのが38歳の時。若い頃から、街で子供を見かけても、正直うるさくて面倒くさい存在としか思っていませんでしたが、図らずも自分の子供が出来てみると、可愛くて仕方なくなりました。本来父親と息子というのはもっとドライな関係なのでしょうが、私自身は事情があって父方の祖母に育てられ、父とは同居経験が殆どないので、父と息子の距離感というものが今一つ解らないんですよね。息子が幼いころから(娘もですが)、結構ベタベタする父親だったと思います。家内の方がさっぱりしています。

 

しかし、いくら子供を溺愛していたとしても、子育てはそう一筋縄でいくものではなく、我が家でも色々ありましたし、特に息子には手がかかった記憶があります。まあどこの家庭でもそうでしょうが。
また、実は今回息子は一人暮らしを始める訳ではなく、何年か遠距離恋愛をしていた彼女と同棲生活に入るための引越しなので、その点でも巣立ちという感覚があって余計に感傷的になったのですが、考えてみれば私よりも同棲相手のお父さんの方が余程感傷的になるところでしょうし、何をお前が、というところかも知れません。

 

そして、息子のやらかしの最後の仕上げが先日のクルマの物損事故ですが、まあ息子の独立と乗り換えが一緒になって記憶に残るのは間違いありませんし、後になって笑い話になってくれることを期待します。

 

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そして息子が出て行ったあとは、彼が使っていた部屋が今後私の部屋になる訳ですが、元々は私の書斎だったものを彼が中学生になった時に明け渡していましたので、15年振りの領土奪還です。これまで片隅に追いやられていた、歴代愛車のミニカーとか、やっと並べてやるスペースが確保できそうです。昨日今日と荷物の移動に大汗を書き、筋肉痛です。

 

 

 

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