シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

土用の丑の日

 

昨日7月28日は都内で仕事があり、久々のぜいたくで常磐線の往復にグリーン車を利用しました。JR東日本のキャンペーンで、400ポイントでSuicaグリーン券をもらえる、というのがあり、最近JRの混雑も段々元通りになってきていますので、たまにはゆったり通ってみるかと思ったのです。下の写真は午後早い時間の帰りの車内で、この時は一車両に数人という超ゆったり具合でしたが、朝は6~7割の乗車率で隣の席も埋まっていました。

 

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そして昨日は土用の丑の日でした。今年の一月に上の記事を書いた時、土用というのは夏以外にもあるということを初めて知ったのですが、普通土用といえば夏を連想しますし、土用の丑の日といえばやはり「鰻」です。

 

日本では昔から、夏土用の期間は夏バテしやすいこともあり、「丑の日」に身体に良い「う」のつく食べ物(梅干し・瓜・うどんなど)を食べる「食い養生」という風習があったのだそうです。これにうなぎが加わった由来には諸説ありますが、中でも有名なのが蘭学者の平賀源内の宣伝文句由来説です。江戸時代、旬の時期から外れ、味がこってりしていたうなぎの蒲焼きは、夏には売れない商材でした。そこで、夏にも売上げアップを図りたいと考えたうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、彼は「本日 土用丑の日」という看板を出すことを提案。見慣れない言葉に足を止めたお客さんに、店の主人が源内直伝の宣伝文句を並べ、店に引き込みをしました。その甲斐あって、お店が大繁盛。その後、他のうなぎ屋もその評判を聞きつけ、真似するようになったことで、「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が定着したということです。

 

土用とは、立春・立夏・立秋・立冬より前の約18日間で、丑の日とは、十二支の干支の中の「丑(うし)」のことです。干支は方角や日にちを数えるのにも使われ、12日周期で「丑の日」がやってきます。「土用の丑の日」は「土用」の期間かつ「丑の日」となりますので、年によっては2回ある場合があり、確かにうなぎのセールを2回やっているのを見たことがあります。

 

ウチからも遠くない成田周辺には鰻屋が沢山ありますし、良く行くお店もあるのですが、私が行く店は、個室でゆったりというようないわゆる高級店ではありませんから、土用の丑の日ともなれば相当な「密」が予想され、やっぱり気が進みません。コロナ前でさえ混雑を敬遠して、土用の丑の日には行ったことがなかったと思います。
そこで今年も都内からの帰りに、最寄りのコンビニで「うなぎ弁当」を買って帰りました。我が家の土用の丑の日はもっぱらこれです。
鹿児島産3/4尾というわかりにくいサイズの弁当でしたが、結構大きなうなぎが載っており、美味しかったです。もっとも、コンビニ弁当とはいえ二千円オーバーですから美味しくなかったらがっかりです。
永谷園の松茸(風)お吸い物を付ければそれなりに見えます。せめて丼にでも移せばもっと様になるのでしょうが、、。

 

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本当に好きな人ならこれでは満足できないのでしょうが、正直私はうなぎの味の良し悪しがそこまでわからず、うなぎが好きというよりは蒲焼のタレの味が好きなのだと思います。ですから何かごちそうになるとしたら、うなぎより肉、寿司等の方がテンションは上がります。
そして我が家が鰻屋に行かない最大の理由は家内がうなぎ嫌いだということです。家族で鰻屋に行くことはなくなり、私もそこまで好きではないですから、自然とうなぎとの縁は薄くなります。そして土用の丑の日くらいはと買ってくるコンビニのうなぎが我が家の子供たちにとってのうなぎであり、大人になるまでその味しか知らなかったのはちょっと可哀そうだったですかね。
この日もうなぎ弁当は私と娘の二人分で、家内はお好み焼きを作って食べてました。ちなみに家内はあなごも嫌いです。なんか皮の食感が嫌なんだそうです。

 

 

 

 

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