シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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クロスヘルメットX1は失敗作?

 

今回は過去私が書いたブログの記事について、ちょっとドキッとさせられることがありましたので、それを書いてみます。

 

1年半近く前に、下記の記事でスマートヘルメット(商品名「クロスヘルメットX1」)という新しい発想のヘルメットについての期待を書いたのですが、クラウドファンディング自体は大幅に目標を上回る形で達成して大成功だったようで、事業化も始まり、今年になって現物が支援者の手元に届き始めています。

 

www.boon-senior.com

 

そしてようやく現物を手にした支援者の方からは期待外れ、詐欺レベルという声が飛び交っていて、「クロスヘルメットX1被害者の会」なるものまで誕生しているみたいなのです。
普通こういった場合は、好印象の方が積極的に情報を発信するより、低評価の方が声高に叫ぶことの方が多いですから、ネットの印象だけで判断するのは危険だとも思いますが、否定のトーンがすごく強いのは気になります。
正直この記事を書いたことも、このヘルメットのこともその後すっかり忘れていたのですが、先日たまたまYoutubeでこのヘルメットについて散々な評価がされているのを発見して、去年ブログに書いたことを思い出し、うわっと思ったのです。
これはホワイトベースというバイク店を経営しつつ、Youtubeで様々な意見を発信している二宮祥平という人で、辛口だが正論を言う、みたいな評価で人気のあるYoutuberです。しかし辛口ということもあってか、批判されることも多い人です。

 

 

<<<ここに二宮さんのYouTubeをリンクさせていたのですが、現状非公開となっているとのことで削除しました。>>>

 

いきなり「絶賛したレビュアーは謝罪レベル」という文字が飛び込んできます。二宮さん曰く、ヘルメットとしてあり得ない位のレベル、ということのようです。
私は昨年、ヤングマシンの下記の記事から紹介したのですが、自分が試してもいないものを安易に紹介することの怖さを感じました。今時点でも現物を試すことはおろか触ったこともないのですから、実際二宮さんの言うことが正しいのかどうかも、この映像から判断するしかなく、確かめるすべはありません。

 

young-machine.com

 

それでも上の記事は、ヤングマガジンという大手雑誌が、責任の所在を明らかにしたうえでの記事ですが、私の場合は匿名記事ですから尚更無責任と言われても仕方ないです。元々情報提供型のブログではなく、その心構えもできていない人間なくせに、去年のブログでは、最後に皆さんいかがですか?みたいな締めくくりをしており、ちょっとドキッとしました。
言い訳をするなら、まあ値段も高いし、形もデカいし、もうちょっと何とかなったら、、みたいな否定も加えているのが救いといえば救いですかね。私は買いませんが皆さんの中で新しいもの好きの方はどうぞ、みたいな書き方もしてますし、、。

 

訪問者も少ない弱小ブログが何を大げさなと思われるかもしれませんが、誰の目に留まるかも知れない記事を公開しているのですから、影響の大小には関係なく、それなりの注意と覚悟がいるなと今回痛感させられた次第です。

 

と、ここまで書いて投稿しようと思っていたら、こんな記事を見つけました。
このクロスヘルメットX1に新しい機能が追加されたというもので、もしや上記の不具合を解消したのかなと思って読んでみると、そうではなく新しい発想の位置特定機能を備えたナビを搭載した、という事のようです。これ自体はとても便利そうで面白いのですが、これまで指摘されている不具合には一切触れられておらず、どうなったのかは不明なままです。

 

bike-news.jp

 

2022/3/23追記

大手ヘルメットメーカーのSHOEI(私も愛用者です。)が、スマートヘルメットの開発に取り組んでいて、年内にも発売か?という記事を見ました。
本当なら、クロスヘルメットX1の不具合が解消されているかも、と期待したのですが、私が一番期待しているリアビューカメラは付いていないようです。残念!

news.webike.net

 

2022年8月追記

今現在二宮さんの動画は非公開となっているようですが、YouTubeには他にも動画がいくつか上げられています。しかしそれも昨年末までの情報で、その他の記事も以降はぱったりと途絶えており、現状どうなっているのかは不明です。

 

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