シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

踵痛完治せずツーリングは断念、映画「52ヘルツのクジラたち」を観て来ました。

 

タイトルには踵痛と書きましたが、辞書で調べても出て来ませんのでこんな熟語は無いのかも知れません。踵の痛みだということは字面でわかっていただけるでしょうが、踵の音読みが「しょう」らしいですから、読みは「しょうつう」となるんでしょうか?

 

とにかく数日前に発症した踵の痛みがまだ引かなかったので、再度のツーリングチャレンジを目論んでいたこの日、あっさり予定を変更して表題の映画を見に行くことにしました。天気は良かったのですが、気温は低く冷たい風が吹き荒れていたことも理由です。旅に出る前に無理したくもありませんでしたし。
数日前ハイエースで横浜まで出かけた時は強風で運転が怖い程でしたが、この日もそれにも増して強い風が吹き荒れていましたのでPOLOで出掛ける事にしました。一般道でも国道16号や6号などの広い幹線道を走っているとPOLOの小さな車体でさえ横風を感じましたから、この日の方が風は強かったんだと思います。帰宅してからニュースを見ていると横風で大型トラック横転という報道もありましたから、全国的に強風だったんですね。

 

「52ヘルツのクジラたち」は、昨年読んだ原作の小説に感銘を受け、今年の3月初め映画化されるのを知って楽しみにしていたものです。映画化はゴールデンカムイを年明けに観た時、映画館で知ったのですが、主演の杉咲花は実力派女優ですから、この難しい役どころをどう演じるのかにも興味がありました。

 

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春休み直前の平日17時20分開始の映画でしたから映画館はガラガラで、大学生や高校を卒業したての旧高3生と思われる男女が大半でした。
52ヘルツのクジラたちが上映されたのは縦横15×10席程の小さなスクリーンでしたが、観客は5~6名しかおらず閑散としていました。前回ゴジラの時に音響が良さそうな中央席を選んだところ、周囲はガラガラなのにその一帯だけが満席状態で肩を触れ合うような鑑賞環境となってしまいましたので、今回は端っこの席を予約していたのですが、そんなことを気にする必要は全くありませんでした。
私は最近映画を見る時は事前に席予約をしてから出かけているのですが、平日何もない時の映画鑑賞は、直前に映画館で空き状態を確認してから席指定した方が、前後左右の間隔も空けられて快適そうですね。

 

映画の内容には触れませんが、所々で原作と違う脚本になっているものの、概ね原作に忠実に作られていて、とても良い映画でした。元々涙もろい私には、涙をこらえ切れない場面も多々ありましたので、場内が空いていて良かったです。
主演の杉咲花は期待通り、共演の志尊淳もとても良かったです。志尊淳は前々回のNHKの朝ドラで顔を憶えたというレベルの知識しかなかったのですが、良い役者さんですね。

 

この日映画を見たTOHOシネマは、流山おおたかの森SCという駅直結の大きなショッピングモールの中にありますので駐車場も広く、平日なら停めるのに困ることはまずないのですが、映画を観終わったのが20時ちょっと前、それからSC内の飲食店で軽く食事をして20時半頃駐車場に戻ってみると、周りのクルマは殆どいなくなって、広い駐車スペースの中にポツンとPOLOが一台停まっていました。何だか薄暗い中で、白い子犬がうずくまりながら主人を待っているようにも見えていじらしかったです。

 

 

 

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