シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

冬の福島:それにしても暖冬です。

この日は福島で仕事です。
千葉の自宅を出たときは厚手のコートでは暑い位でしたが、福島はそうもいかないだろうと覚悟していました。ところが福島の駅に降りてみてびっくり。もう朝10時を過ぎていましたから気温も上昇しているのはその通りでしょうが、千葉よりも暖かい位で、しばらくならコート無くても平気です。

福島市内で一仕事終えてから、会津若松までクルマに同乗させてもらっての移動だったのですが、福島市内には雪もなく、クルマの持ち主はスタッドレスの減りが早くてたまらん、ヘタしたら今シーズン限りになるかもとぼやいてました。
下の写真は、ちょっと見にくいですが、会津若松に向かう途中、正面に見えた吾妻小富士です。きれいな形の山で存在感あります。これも例年に比べると断然雪の量は少ないんだそうで、早春の頃山肌に残る残雪がうさぎのようにみえる「雪うさぎ」が有名ですが、今年はどうなんだろうと話していました。

これから向かう会津若松からこの吾妻小富士方面への「磐梯吾妻スカイライン」は雪のない時期はバイク乗りでにぎわう名道ですね。私も一度はバイクで来てみたいものです。

 

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福島市内から東北道に入って一旦郡山方面へ南下し、郡山JCTから磐越道で猪苗代湖方面へ向かいます。

下の写真の正面が磐梯山で、画面左手は猪苗代湖ですが、磐梯山も雪は少ないですねえ。ここまでの磐越道も例年なら雪のために1.5車線位になってしまうのだそうですが、今年は全く雪もなく制限速度一杯でも何の不安もなく走れました。

 

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会津若松市内では、車を降りると流石に風は冷たく感じますが、それでもここにも雪は全くありません。
この状況で、周辺のスキー場や宿泊施設が苦境に陥っていることは当然想像できましたが、その他にも例年なら今の時期フル活動している除雪車も今年は出番がなく、市からわずかの待機料をもらえるだけで建設業者は青息吐息の状態なんだそうです。そして作業員の方が来なくなった市内の飲食業も閑古鳥が鳴いていて、雪のおかげで回っている市内の経済が回らなくなっているとのことでした。
更にこのままでは雪解け水が期待できず、農業用水はじめ水不足の懸念も深刻だと。

私のような暖かい地方の人間には、雪への憧れが間違いなくあって、過去安易にそれを口にして雪国の人に叱られることも多かったです。しかし雪が多く降ることでの苦労は当然あるとしても、それで経済が回っているということや、雪は水資源であるということに、今更ながら気付かされました。

帰りには、地元の銘菓という「会津の天神さま」をお土産に買って帰りました。普通仕事の時はお土産は買わないのですが、この日は同行してくれた人が買って帰りたいということで「太郎庵」というこの商品の製造販売元に立ち寄ったもので、思わずつられて買ってしまいました。

 

www.taroan.co.jp

 

ブッセといわれるタイプのお菓子ですが、イチゴやラムレーズン、チーズ等の色々な種類のクリームがあり、どれもおいしかったです。

 

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ここから、再び福島市内に戻りましたが、帰りは高速ではなく下道です。朝見た吾妻小富士と安達太良山の間を抜ける峠道で、例年ならこの時期は雪で相当時間かかるのだが、今の状況なら高速使うのと変わらない時間で帰れるとのことでした。確かに峠の頂上付近では雪も舞い気温も0℃前後でしたが、路面は凍結もしておらず、ここも何の心配もなく走れましたね。

 

 

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