シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

「ホクレンSSライダーキャンペーン2021」に応募してみました。

 

北海道の方以外には、ライダーでもないとあまりお馴染みはないと思うのですが、ホクレンとは「ホクレン農業協同組合連合会」の略称で、北海道の農協の元締めです。ライダーと農協が直接関連している訳ではなく、ホクレンはホクレンSSという名前のガソリンスタンドを運営しており、我々ライダーは北海道ツーリングの際にそこでお世話になります。

 

それだけなら数あるガソリンスタンドの一つに過ぎないのですが、ホクレンは夏の北海道ツーリングの最盛期に、ホクレンフラッグというペナント形の小旗を、ホクレンSSで給油したライダーにプレゼントするというキャンペーンを毎年行っていて、これを集めるのが夏に北海道ツーリングに訪れる道外ライダーの楽しみの一つであったりもするのです。当初はこのように販促キャンペーンだったのですが、人気が過熱して(?)途中からは有償で販売することとなりました。ホクレンフラッグをバイクに差して道内を走っているライダーは多く、帰りの苫小牧のフェリー乗り場でもこれを差しているバイクを良く見たものです。

 

エリアごとに赤青黄緑の4色のフラッグがあり、道内を巡って全色集めるのを目標とする方も多かったです。私も過去の北海道ツーリングではせっせと集めたのですが、有料となっても人気は高く、シーズン当初で既に売り切れている場合もありました。そして道内を走っている時にはフラッグをたなびかせて走っているのですが、帰りのフェリーを降りて本州に着くと、何だか気恥ずかしくて、そそくさとバッグにしまったりしました。帰宅してからも、北海道ツーリングの証みたいな感覚でひとまずは部屋に飾っていたのですが、徐々にほこりがついたりして、掃除もめんどくさく邪魔になって来て、結局は処分してしまいました。

 

そして表題の「ホクレンSSライダーキャンペーン2021」ですが、
このコロナ禍で北海道では未だ警戒が必要な情勢であり、このホクレンフラッグを従業員が手渡しで販売するということは感染拡大の危険を伴うとの判断で中止とするが、その代わりに希望者に抽選で進呈するというものです。キャンペーンページには、本来の目的は、全道を周遊してフラッグ収集することで、「ただフラッグが欲しいわけではない」「北海道を周遊して集めることに意義がある」との意見が多いことも承知した上での苦渋の決断だったとありますが、昨年はコロナの拡大でキャンペーンそのものを中止しており、長年親しまれたホクレンフラッグを2年連続で中止にしてはいけないという思いで今年はこの内容での展開としたのだそうです。

 

www.hss-rider2021.com

 

 

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キャンペーンページより

 

従来のような4色展開ではなく、上の写真の限定カラー・デザインで、描かれているのはアイヌ文様(?)でデザインされた狼です。狼も熊と同様にアイヌの人々にとっては信仰の対象だったんでしょうか。
事務局のコメントにもありますが、確かにフラッグをもらうことが目的ではなく、北海道をバイクで走った証としてのフラッグですから、抽選に応募することも若干迷いましたが、このキャンペーンに多数の応募があり盛り上がるということも応援していることにつながるかなと考えて応募することにしました。勿論応募した以上は当選して欲しいとは思いますが、当たったら当たったで北海道に行きたい気持ちが募るだけかも知れませんねえ。

 

 

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