シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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正統派社員旅行で益子、筑波山、牛久へ、1/2

益子焼体験、筑波山神社参詣、牛久大仏見学という1泊2日の社員旅行に参加させてもらいました。宿泊先の温泉旅館では全員参加の余興付き宴会もあり、なかなか正統派の社員旅行です。今時の若者が果たしてこういうイベントに参加するものなのかなと思っていたのですが、これが若い社員達には却って新鮮に映るようで、参加率も高かったですし、参加したみんなは屈託なく弾けて楽しんでいました。

 

思えば、私たちの世代こそがこういったお仕着せの社員旅行的なものに反発していた張本人であり、その時代を知らず社員旅行そのものがレアとなった今の時代の若者には、案外部活の合宿的なノリで受け入れられているのかも知れません。

 

まずは栃木県の益子町で、益子焼の体験イベントです。「手びねり体験」というのですが、手びねりとは陶芸の成形技法の一つで、ろくろなどの道具を使わず、手だけを使って土(粘土)を成形していく方法です。
ろくろを使いませんから、不規則な形や個性的な作品が作りやすい、ゆっくり成形できる、などのメリットがあり初心者にも入りやすいです。
まず最初に大まかな作り方の説明を受け、各自目の前に置かれた円柱形の粘土を掌でトントンと押しながら拡げて、厚さ1cm程度の円盤を作ります。底部の形を決めたらヘラでくり抜いて、残った粘土をひも状にして周囲に積み重ねて行きます。
私は、簡単そうに思えたので焼き魚などを乗せる四角い皿を作ったのですが、周囲を高くし過ぎたのと底が小さすぎたので、魚用というより焼き鳥用というものになってしまいました。これに各自が指定した釉(白・黒・ブルー)で色付けした上で焼成してくれたものが3か月後に届きます。私はブルーでお願いしました

 

 

その後、陶芸体験の会場二階で昼食を食べ、お土産コーナーで妻の分と合わせて2個のマグカップを購入して、筑波山神社に向かいました。

 

益子町は栃木県、筑波山は茨城県ですが、栃木県の南部に位置し茨城県の県境からも近い益子町から筑波山神社までは大型バスでも40~50分で行ける距離です。GoogleMapでみると最短コースなら40kmあるかないかのようです。
ここには自分のバイクやクルマでは何度も来ていますが、大型バスで筑波山神社までの細い山道を登るのは初めてで、今更ながら大型バスの運転手さんの技量に感心しました。私ならカーブで対向車が来た時点で立ち往生です。

 

筑波山神社は江戸の北東、鬼門に位置することから、江戸の鬼門を守る神社としてあがめられたこともあったのですが、元々は筑波山が「霊峰」として古代から信仰されてきた山であり、自然信仰・山岳信仰が中心でした。筑波山神社自体も、イザナギ命・イザナミ命の国生み神話を御神体としており、夫婦和合・縁結び・子授けといった力が強い神社とされ、鬼門封じの役割というよりも「福や徳をもたらす霊地」として位置づけられてきたのだそうです。

 


ここまでで一日目の行程は終了、あとは筑波山神社のすぐ下にあるホテルにチェックインしたら夕食(宴会)までは自由時間でした。各自部屋でまったりしたり温泉に行ったりしていましたが、私は部屋でのんびり。関東平野を一望できる眺めの良い部屋でした。

 

 

 

 

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