たまには外でしゃぶしゃぶを、ということで土曜日の夕方から妻と船橋にある「木曽路」に行って来ました。
JR船橋駅の北側にあるのですが、駅からは少し歩きますし、この日はかなり暑かったので電車ではなくPOLOで行く事にしました。私は呑みませんからクルマでも特に不都合は無いのですが、土曜日のこの日は船橋周辺がかなり混んでいて、到着にはかなり時間が掛かりました。
昔からJR・京成船橋駅の周囲は渋滞が激しかったのですが、今は高架となった京成が地上を走っていた頃は更にひどい渋滞が日常で、船橋駅に近付くだけで一苦労という有様でした。京成の高架化や周辺道路の整備が進んだからか、当時ほどの事はありませんが、それでも船橋へクルマで行く時はちょっと躊躇します。
我が家では、材料を買ってきて自宅でしゃぶしゃぶをすることが多く、特に子供たちが食べ盛りだった頃はとにかく質より量ですから、肉も安いのを大量に買ってきてどんどん食べるという方式でした。ですから当時たまに外で食べる時も「どん亭」という肉食べ放題のチェーンに行くことが多かったです。
その名残か、夫婦二人となった今でも、しゃぶしゃぶはウチでというのが定着していたのですが、この日は二人とも外食気分だったのです。
「木曽路」は千葉県にも数店舗ありますが、本拠地が名古屋にある70年以上前に創業された老舗外食企業のようです。元々は「喫茶松葉」という小さな喫茶店から始まり、その後しゃぶしゃぶ専門店として「木曽路」1号店を名古屋に出店したのが現在の業態の始まりとされていました。
この日行った船橋北口店は、同じ木曽路でも柏店と比べるとちょっと高級路線に振ったお店のように感じます。柏店が木曽路初体験の店だったのですが、その時にはそんなに高級感は無かったような、、、。単に船橋の方が新しい店だからそう感じるだけなのかも知れませんが。
前日に予約を入れたところ、かなり混んでいるとの事で希望時刻を30分遅らせてやっと席を確保できました。道が混んではいたものの、予約時刻の30分前には余裕を持って到着、一階の駐車場もほぼ満車で、普通車最後の一枠に何とか滑り込みました。
この日は肉1.5人分というコースを注文、その代わりご飯は断りました。糖質制限の身ですからこういった調整ができるメニューはありがたいですが、それでもついて来る春雨はちょっと余計ものです。ご飯を食べないとなるとちょっと物足りなくて、肉とホタテバター焼きなどを追加、ちょうど良い位に満腹となりました。
いつもこういった食事の時がっついてしまって写真を撮り忘れるのですが、この日は忘れず撮ることが出来ました。ただ、しゃぶしゃぶを食べている最中の写真は、鍋の中がアクで見苦しくなっていましたのでパスします。しゃぶしゃぶに限らず鍋料理の途中経過ってきれいではないですよね?我が家の食べ方が汚いだけ?
行きは妻の運転でしたが、帰りはハイボールを呑んで気持ち良くなった妻を横に乗せて私の運転です。これもいつものパターンで我が家にとっては当たり前なのですが、お店で「ハイボールとお茶」と注文すると、まず間違いなくハイボールは私の前に置かれます。これがどこの店でも「ハイボールはどちらですか?」と聞かれるようになれば、やっとジェンダーレスな社会になったと言えるのかも知れません。ちなみにジェンダーレスはジェンダー(社会的性別)とレス(無い)を組み合わせた和製英語なんだそうです。純粋な英語じゃなかったんですね。