シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

代車T-CROSSのパーク・アシスト

 

車検で入庫したPOLOの代車として用意されていたT-CROSSは、最新式で運転支援の新機能が色々ついていました。
高速走行はしていませんから、レーン・アシストやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の機能は使いませんでしたが、駐車支援システムであるパーク・アシストは自宅の駐車場に入れる時に試してみました。

佐倉城址公園にて

ギアをDレンジに入れて、パーク・アシストのボタンを押し、駐車したい方向に方向指示器を出せば後は自動でやってくれます。私がやることはブレーキを踏んだり緩めたりして停止・発進・速度調整をすることと、指示に従って前進・後退のギアチェンジをすることだけです。勝手にステアリングがくるくる回って車庫入れをしてくれるのは、面白いような、気持ち悪いような、変な感覚でしたが、楽といえばこんな楽なことはありません。
ただ、最初は上の写真の佐倉城址公園の駐車場でやってみようとしたのですが、この時は要領がわかっておらず、後続車の存在にあせってしまい、チャッチャッと自分で入れてしまいました。早さでいえば手動の方が断然早いです。

 

自動でステアリングが動くのは気持ち悪いというか怖い感じもしましたが、私よりも、助手席に乗っていた妻の方が怖がっており、自分で運転する人ほどこの手放し運転は怖がるような気がします。特に妻は昨今の自動化・機械化の流れには否定的な意見の持ち主で、人間が退化してしまいそうといつも言っていますから尚更でしょう。

 

確かに車に限って考えても、まず自動化の第一歩であるオートマ、自動変速は、私の若い頃には全く普及しておらず、マニュアル車が当たり前でした。それが今ではマニュアル車はごく一部の好事家のものとなり、私自身今すぐアニュアル車を運転しろと言われると、ちょっとしり込みしてしまう程になっています。退化と言われればその通りです。
また、ナビの普及も同様で、若い頃は地図を読むこと、道を憶えることが得意だった私も、今やナビなしにはどこへ行くのも不安という体たらくです。今自分がどのあたりを走っているのか?という感覚が全く失われているのを実感します。

 

車検は一泊二日で終了しましたが、Pay-easy(ペイジー)で自動車税を払っていれば納税証明も不要で、住民票なども要りませんから、とても簡便になりましたし、何より短期間で終わるようになったことに驚きです。以前なら今混んでいますから一週間は見てもらわないと、などと平気で言われていた覚えがあるのですが、陸運局とかの手続きも簡素化・合理化されたのでしょうか?一週間もタバコ臭い代車で我慢させられて閉口したこともありましたが、、。

 

今回車検にかかった費用ですが、最初持ち込んだ時の提示価格は驚きの30万円超えでした。バッテリー交換やら何やらてんこ盛りでしたので、必要最小限でいいと釘を刺して、10万円台前半となりましたが、この格差は大きいです。
勿論無駄なものまで売りつけているとは思いませんが、今たちまち必要ではないが念のため、といったニュアンスのものが多く、妻だったら押し切られていたかも?と思うと、ディーラーで今後もメンテナンス含めやり続けるのかどうかは疑問となって来ましたね。

 

最後T-CROSSを返しに行く時に、亡きロクがお世話になっていた獣医さんのところに挨拶に寄りました。とてもロクのことを親身になって治療・アドバイスいただいた先生でしたので、妻は心の整理が付くまで挨拶に行けなかったのです。
この日ようやくその気になり、後ろ足の肉球治療のために大量にストックしていた包帯を、治療の際役立てて下さいとお渡ししてきました。この先生は本来そういった心付け的なものは一切受け取らない人で、今回も「ちょうど保護猫を飼い始めて、治療に包帯が必要な患者さんが居るから、その人にお渡ししましょう。」ということで何とか受け取ってもらえました。
ロクが使っていたケージやベッド、キャットフードやペットシートなどは、知り合いの保護猫活動をしている人にお渡ししましたから、これでロクの身の回りのものはほぼ無くなりました。寂しい思いもしますが、全部他の猫ちゃんが使ってくれているのですから、ロクも納得してくれているでしょう。

 

 

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