新型コロナの感染が収まる気配はなく、それどころか千葉でも過去最高を更新し続けています。しかし基本的にインドア体質の我が家でも、先の見えない状況での自粛に疲れて来て、最近ではバイクでクルマでと出掛けることが多くなっています。とはいうものの、他人の目が気になる小心者ですので、やはり人の多いところや県外に行くのはやめています。（バイクでは茨城県の息栖神社に行きましたが、これは利根川を渡ってすぐの県境ですからまあ良しとして、、）
今回出掛けたのは、鋸南町にある佐久間ダム湖親水公園で、現地で頼朝桜と呼ばれている河津桜と、やはり名物である水仙の見物です。
正直昨日も寒かったですし、いくら早咲きの河津桜とは言えまだ早い気はしたのですが、水仙は咲いているでしょうし、梅も何本かは植わっていたはずですので、ダメ元で出掛けることにしました。
昨日も行きは妻の運転、帰りは私の運転ということで９時前に出発しました。
鋸南町に向かう最速ルートは、通常であれば京葉道か湾岸から館山道に入る高速ルートですが、最速ルートとは言っても途中点在する渋滞多発地点の状況によってはそれも流動的で、必ずしも最速とは言えないのも確かです。妻は高速での運転は嫌がりますし、前日までは前週の鴨川行きで使った内陸部の下道も考えていたのですが、出発前にＧｏｏｇｌｅマップで渋滞を見てみると、全く混んでなさそうです。そこで急遽、混んでないのでゆっくり自分のペースで走ればいいからと妻を説得し、外環の松戸ＩＣで高速に乗り、そのまま京葉道、館山道経由で鋸南保田ＩＣまで進むことにしました。妻は高速は嫌と言いながらも、実は結構不安なく高速もこなすのです。
週末の朝は東京方面に向かうクルマで渋滞する京葉市川ＩＣにも全く渋滞はなく、千葉市内もスムーズに抜けて、市原ＳＡでひとまずトイレ休憩です。これほど空いているとは予想していませんでしたが、やはりまん防の影響なのかなと若干後ろめたさも、、。しかし市原ＳＡには多くのクルマ、バイクが集まっていて普段の週末の賑わいでした。
結局松戸ＩＣから鋸南保田ＩＣまでは休憩を挟んでも２時間かからず、時間も早いので佐久間ダムに行く前に、保田小学校という道の駅に寄ることにしました。私はバイクで何度も訪れている所ですが、妻と娘は初めてです。
ここも結構混んでいて駐車場もほぼ満車でした。中には車中泊派と思われるキャンピングカーも何台も居て羨ましかったです。
そろそろ昼時なのですが、この日は妻お手製のおにぎり弁当持参です。公園のベンチででも食べようという計画でしたので道の駅を後にして目的地に向かいます。
時期が来れば沿道に植えられた頼朝桜も咲いているはずなのですが、まだどれも咲いていません。やっぱりまだ早かったみたいです。佐久間ダム湖周辺でも蕾が膨らんで来てはいますが、木によって一輪、二輪咲いている、という程度でした。翌週、翌々週あたりが見頃となりそうです。
頼朝桜にはまだ早かったですが、水仙と梅は綺麗に咲いていて、いい匂いが漂っていました。下の写真は私のブログのトップページの写真ですが、２年前の２月１０日にここで撮ったもので、この時は既に頼朝桜が満開でした。今年は開花が遅れているようですね。
あたりを一通り散策してから湖畔のベンチで持参のお弁当を食べたのですが、気温はそこそこ低いものの風もなく日差しが暖かでしたから、遠足気分で美味しかったです。
そしてここで新しく購入したサーモスの「山専用ステンレスボトル」の出番です。ツーリングの時、淹れたてのコーヒーが飲みたいと思うことは多いのですが、公園等では殆ど火気厳禁ですから、ネットでの評判を見て買ってみました。
本当は豆を挽くところからやりたかったのですが、今回はモンカフェで手軽にお試しです。朝出発前に沸騰したお湯を満タンにして、この時が１２時半くらいですから４時間近く経過していますが、まだ熱々でコーヒーを楽しめました。容量７５０ｃｃですので、昼飯にカップ麺とコーヒー１杯というのにも使えそうです。
コーヒーを飲み終わって、早めに引き上げようとクルマに乗ったあたりから、空に雲がかかって来て、館山道を走っている途中には雪が舞い始めました。市原あたりまで来るとまた晴れたのですが、公園で居る時だけちゃんと晴れてくれてラッキーでした。
まだ昼過ぎでしたので往路と同じコースを引き返したのですが、渋滞も停滞もなく１時間半かからずに松戸ＩＣまで到着できて、ストレスフリーの楽ちんなドライブになりました。
