シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

オホーツク流氷ツアー2/3日目

 

流氷ツアー2日目は、知床から紋別まで行き砕氷船ガリンコ号で流氷の海を進む、というのがメインイベントです。
紋別までは、道北の稚内まで400kmにわたって延々とオホーツク海沿岸を走るオホーツクラインで行くのですが、途中でJR釧網本線の北浜駅を見学、網走港で昼食、サロマ湖畔で休憩、そしてようやく紋別に着いてガリンコ号に乗船するのは14時半です。私たち夫婦が好んで参加しているプレミアムステージというシリーズのツアーは主要顧客が熟年夫婦であることから、イベントを詰め込んだりせずゆったりした行程が組まれていますから、毎日こんな感じでとても楽ちんです。逆にそういうツアーだから我々のような年寄り夫婦が応募する、というのが正解のような気もしますが、、、。

 

 

朝起きて外を見ると昨夜よりもかなり寒さは増しているようで、網走にもようやく流氷がやって来ているとの嬉しいニュースも流れていました。
北浜駅はロケなどでも良く使われる駅舎なんだそうで、すぐ目の前がオホーツク海ですし、冬の北海道を感じてもらうには絶好の駅ですね。
その後昼食で立ち寄った網走港は翌日の砕氷船おーろらの発着場所で、この日が着氷初日だったとあって、待ちかねた観光客を満載して出港して行くおーろら号を見ることが出来ました。翌日も大丈夫そうで一安心したのですが、ガイドさんによれば、一夜にして岸まで押し寄せることもあれば、逆に姿を消してしまうこともある位流氷は気まぐれなんだそうで、まだ油断はできない感じでした。

 


そして、もう一隻の砕氷船ガリンコ号の発着所紋別港も多くの観光客でごった返していました。
船首に装着されたアルキメディアンスクリューというドリル状のスクリューを回転させて氷を粉砕して進むのですが、これは船首側でわずかに見えるだけで、大勢の乗客はそこに集中します。結局最後まで船首側のドリルが見える位置にはたどり着けませんでしたから、退役して港で展示されている初代ガリンコ号の写真を拝借して載せておきます。
私たちが乗船したのは3代目の「ガリンコ号3イメル」という最新船で、イメルとはアイヌ語で光を意味するのだそうです。この日は多くの流氷が押し寄せてはいましたが、互いが氷着するほどではありませんでしたから、ガリガリとドリルが氷を砕く音はあまり聞こえませんでした。それでも周囲一面を覆う流氷は圧巻の一言で、1時間の航行中寒さも忘れて殆どデッキで海を眺めていました。

 

初代ガリンコ号紹介のページから拝借しました。


 

ガリンコ号の乗船を終えればあとは宿に行くだけ、オホーツクラインをサロマ湖畔まで引き返して「サロマ湖鶴雅リゾート」というホテルには17時頃もう暗くなっての到着でした。当初予定では能取岬がこの後の行程に入っていたのですが、翌日に変更したとの事で、それでちょうど良かったです。
途中の休憩地点で、服に付いた雪をアップで撮ってみたところ、きれいな雪の結晶を見ることが出来ました。軽い粉雪だからなのでしょうか?

 

 

 

 





 

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