シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

写真の電子化:断捨離?

何年か前に、思い立って昔の写真をすべて電子化しました。

写真はまとまると結構重いしかさばります。特に最初の子が誕生した後は膨大な、と言っていいほどの写真がありますが、これはどこのご家庭でも思い当たるのではないでしょうか?ウチの場合すぐ出せるところには置けずしまい込んでいたので、保管場所から引っ張り出すのも一苦労。見る機会も少なくなります。それならば断捨離の一環としても、家族が見る機会を増やすためにも、電子化がいいんじゃないかと考えた訳です。

 

最近ある方のブログで、運動会などで子供の写真を撮ることに一生懸命のお父さんが多いけど、それよりも自分のその目で直接お子さんの姿を記憶に焼き付けてください、というメッセージがあって、本当にその通りだなあと思いました。その方によると、写真をたくさん撮ってあげることはいいことだけれども、見返すのは基本的に親だけですよと。
我が家でもまさにその通り、もっと言うと家内は割と淡白で、見返していたのは殆ど私だけでした。電子化すればもっと見やすくなるとも思ったのですが、家族が見る機会はやはり増えなかったですね。

 

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それよりもずっと前、VTRが絶滅危惧種になった頃、見ることができなくなるという必要に迫られて、アナログのテープからCDやDVDへの置き換えをしました。この時は昔のVTRをCDやDVDに焼き付ける作業を地道に自分でやりましたが、写真となるとこの量を全部スキャンして取り込む元気はありません。写真の電子化を思い立った当時は、まだ半分現役で、それなりに忙しかったですし、、。

その気になって業者を探してみると結構ありました。私は大阪の写真屋さんで、時間はかかってもいいからお安いコース、というのを選びました。安いコースはベトナムにあるデータセンターに送り処理するので、時間がかかるかわりに安いということでした。3か月くらいかかったと思います。料金は、200枚までのアルバムで2000~3000円、バラ写真200枚で1枚10円程度でした。それでも総額では結構なお値段しましたが、あっけなくDVD1枚にまとめられて返ってきました。

でも当然原本もそのまま返ってくるわけで、趣旨からすれば捨てていい状態なのですが、いざ捨てるかとなるとなかなか踏ん切りはつきません。身近に置いておく必要はないのは確かですので捨てる決断は先送りし、不要不急のものを置いているトランクルーム行きとなってその後そのまま。全く断捨離にはならなかった、というオチですね。

それにしても家族の写真っていつまで残る(残す)ものなんでしょう?ウチにある最古の写真は、曽祖父母の親たち(高祖父母というらしいです)まで写った集合写真ですが、これを子供たちが代々残す、というのもどうなんでしょう。私でさえ曽祖父母にすらあったことがない訳で、顔も知らない先祖(というほどの家系でもないし)の写真を申し送るのもなあ、と思います。本当の意味で断捨離しておいてやらなくちゃいけないですね。

余談ですが、このブログの昔の写真はすべてこの時に電子化したものを使っています。年単位でフォルダーを作り、更にイベントごとに分類してPCに保管し、クラウドも活用してますので、すぐにデータとして貼り付けられてとても便利です。
変なとこマメなんです。

 

 

 

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