まだ公開するつもりでない下書き記事が先日投稿されてしまいました。すみません。
改めて追記して投稿し、前回の記事は削除します。
前日は広島県内の観光でしたので、チョイ乗り程度でした。この日から本格的な山陽・山陰ソロツーリングです。
広島市は大都会ですので、平日朝のラッシュを避けて6時半に出発、想定通り快調で廿日市ICまでスイスイです。山陽自動車道に乗ってからは更にガラガラでとても快適です。気温は8~9°Cととても寒かったですが、ヒートテックを着込み、冬用グローブで準備は万全でしたので大丈夫でした。途中グリップヒーターのお世話にもなり、冬用グローブもグリップヒーターも今季初めてでした。
誤算はガソリンです。前日入れ忘れており、出発したとたんに残量警告等が点灯。それでもそこから100km近くは走れますから、途中何とでもなると高をくくっていたのですが、高速に乗ってからも給油所のあるSAがありません。岩国まで来た時点で、残30kmとなり、辛抱できずに岩国ICで降りて、インター近くのスタンドで給油しました。これで安心と再度高速に乗り直し、一寸行ったところの下松SAまで来てみると、何とスタンドあるじゃないですか。私が見落とした可能性も勿論ありますが、廿日市ICから岩国ICまでの間で、スタンドの情報は得られませんでした。もう少しスタンドの情報は増やしてほしいものです。
山陽道を美祢東JCTまで進み、まずは秋吉台を目指します。秋吉台カルストロードはススキがなびき晩秋の風情です。四国カルストは山の頂上付近ですが、ここは広い丘陵地帯で規模は大きいですね。
そこから山口県の内陸部を抜けて、日本海側の長門市に出ます。途中でなんともいい味の野仏を見つけて、バイクを止めて写真を撮りました。
背景の家屋は赤褐色の石州瓦です。この地方は他の農村の黒い瓦と違って、この石州瓦がいいアクセントになっています。
長門市にあるセンザキッチンという道の駅です。昔この地方は鯨漁が盛んだったそうで、シンボルもクジラ、観光船もクジラです。
そしてお目当ての角島大橋へ。ただ天候が今一で、回復してきそうな雰囲気もありましたので、まずは角島灯台へ回ってみることにしました。
下の写真は、灯台そばの砂浜にある、小石を積み上げた四角い境内に小さな石の祠と鳥居だけの、夢崎明神という原始信仰の雰囲気が残る神社です。
近くの食堂で昼食としました。このあたりはイカが一押しのようでしたが、あえてアジフライ定食とホタテ串です。
そして角島大橋に引き返し、自撮りを延々としている女性のあとでベストポジションをようやく確保しました。が、天候は中々回復してくれず、下の写真で我慢することにしました。更に順番を待っている人もいますので。
そこから萩を経由して宿に向かいますが、うかつながら私は萩が日本海に面していることをこの時初めて知りました。何故か内陸の町とばかり思い込んでいました。
考えてみれば、薩摩、土佐、長州ともに海に開けているからこそ外に目が向き、開国という思想も生まれてきたんでしょうね。
でも長州は最初、尊王攘夷の急先鋒でしたか?海外に目がいっているからこその開国反対だったのかな?
この日の宿は、島根県益田市にある一軒宿、多田温泉白龍館です。
湯治宿でもあり、近隣の方々の日帰り湯でもありという旅館で、部屋は昔懐かしい雰囲気の和室です。ですがやはり老朽化は否めず、私は好きですが気になる人はいるでしょう。この写真はちょっと良く写りすぎかも。