60代も後半となって、いつまでバイクに乗るのかということも真面目に考えなければいけなくなってきました。
今の愛車BMW R1200Rは2代目で、先代のR1200Rを購入したのが2011年の7月、ディーラーの試乗車で、走行距離2000km強の程度の良い中古車両でした。
2009年にリターンした後、カワサキW650、トライアンフボンネビルSE、アプリリアMANA850と短期間で乗り換えてきて、2年足らずで4台目でした。自分ではそう飽きっぽいとも思っていなかったのですが、何かしっくりこなかったんでしょう。またこの年は東日本大震災の年で、人生何があるかわからない、出来ることは今しておこう、という気持ちもあってこのバイクを購入したのでした。そこで水平対向2気筒のボクサーツインエンジンにぴったりはまり、2代目含め9年間乗り継いできました。先代のR1200Rで初めて行った北海道はやはり印象に残っていて、何度も行きたいところとなりました。
2代目の今の愛車は、今月が2回目の車検でまだまだ元気ですし、私自身もあと5~6年は乗れそうな気はします。しかし一説によるとBMWのバイクは10万km超えて本領発揮だそうですから、5年で3万km乗ったことから計算すると10万kmを超えるにもあと10年以上乗らないと到達しません。流石に75歳までこの250kgに迫る車体を操る自信はありませんので、ぎりぎりまでバイクに乗るにしても、後継車両は必要です。
軽い、乗りやすい、ということがキーワードとなるのでしょうが、乗りやすさということなら、今のR1200Rもとても乗りやすいバイクです。また乗りやすさというところからオートマチックに飛びついて失敗したMANA850の轍は踏みたくありませんので、オートマチックバイクはパスです。
となるとビッグスクーターは除外、人気のカブシリーズも、ハンターカブやクロスカブ等にはとても興味はあるのですが、その点で除外です。またビッグスクーターはそれ以前にルックスがあまり好きではありません。
カブシリーズはオートマチックという点で除外ですが、モンキーにはとても興味があります。先代のモンキーよりぐっと大柄になって賛否両論ありますが、公道を流れに乗って走るにはこれくらいの大きさはあったほうが安心だと思います。これは今すぐでも欲しいです。
オートマチックではなく、4段リターンのミッション付きですから、操る楽しみもありそうです。兄弟車(?)のグロムも本格派でいいですが、私はこちらの可愛さに惹かれますね。
ただモンキー125という車名の通り排気量は125ccですから、今のR1200Rから一気に1/10位になってしまいます。高速も乗れなくなりますし、2台持ちならともかく、ちょっと寂しい気もします。
高速にも乗れる排気量で軽いモデル、という条件で探し当てたのが、KTMの390DUKEです。
KTMには、1290ccから125ccまで、アドベンチャーからスーパースポーツ、ネイキッドとフルライン揃っていて、ネイキッドのDUKEも1290、790は2気筒エンジンでそれなりの重量がありますが、390以下は単気筒となり、ぐっと軽くなります。390DUKEでも乾燥重量は149kgとR1200Rより90kg軽いです。ただBMWの表示は車両重量で、ガソリン、オイル等の重量も含みます(と思います)ので、実質は70kg位軽いということですかね?
これなら取り回しも楽そうですし、シート高はそれなりですがローダウンもできるようです。イメージカラーのオレンジも華やかでいいですね。
バイクをいつ降りるんだ?という記事にする積りが、次のバイクは何にするんだ?という記事になってしまいました。まだまだ色気が抜けていないということですね。
バイクを降りる時期については、もうしばらく後に改めて考えることにします。